ニューヨークのブルックリンに暮らす配管工のマリオと弟のルイージは、水道管の修理中に謎のパイプを通じて不思議な世界に迷い込んでしまう。
キノコ王国にたどり着いたマリオは、離れ離れになったルイージを捜すことを決意。
マリオはキノコ王国の統治者ピーチ姫の訓練を受け、才能を開花させていく。
ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の世界を、『怪盗グルー』『SING/シング』シリーズなどのイルミネーションと任天堂が組んで映画化したアニメーション。
不思議な土管から魔法の世界に迷い込んだマリオとルイージの兄弟が、世界を危機から救おうと立ち向かう。
ボイスキャストをクリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラックなど、日本語版吹き替え声優を宮野真守、志田有彩、畠中祐などが担当。
監督をアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが務める。
スーパーマリオブラザーズと言えば大昔にファミリーコンピュータでハマって遊びまくった記憶がある。
そのゲームソフトが世界的な大ヒットを飛ばし遂にハリウッドアニメ映画になったのがこの作品だ。
実際映画館でもこの映画のCMが随分前から何度も何度も流れていてその期待の大きさを感じていた。
上映時間は1時間25分で明らかにオコチャマ向けに仕上げられている。
ストーリーはゲームの世界観をそのままにマリオの大冒険が描かれるがCGアニメもここまで来たのかと言うくらい映像は違和感なく美しい。
それにBGMや効果音はゲームでお馴染みのやつばかりで子供だけではなく自分らのようなファミコン世代もハマってしまう。
ゲームで出てきたキャラクターはそのままに全員可愛らしくてこれなら小さいオコチャマでも全然大丈夫だろう。
スーパーマリオブラザーズで1時間半の尺が持つのかと心配していたが途中、ちゃっかりドンキーコングが出てきて、マリオカートが始まって確かにコレならストーリー的にも盛り上がるし尺も大丈夫だろう(笑)
ラストは予想通りと言うかお約束と言うかまさにスーパーマリオブラザーズの世界が見事に展開されて期待に応えてくれる。
この作品は丸ごと任天堂のパテントだしマリオの世界的な知名度も相当あるしまだまだ日本製ゲームも捨てたもんじゃない。
ラストのELOのミスターブルー・スカイも悪くない。
これからのこの手の作品の展開が楽しみになったザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーだった。