基本的にはお寿司屋さんのようだがラーメンも出しておられると聞いてやってきた。
入店するとカウンターに案内されて広島真鯛らーめんをお願いすると追い飯を薦められたのでこれもお願いした。
どういう訳か30分くらい待たされてからキタヨ!!旬魚彩鮨 水仙の広島真鯛らーめん980円。
これに追い飯200円が付いてきた。
なるほど、これはいかにも和風のらーめんというルックスをしている。
麺はちゃんとコシがあってなめらかさを感じる本格的なものでこれはかなり期待できそうだ。
梅干しにショウガっていうか寿司のガリ、それに柚子が寿司屋のラーメンという感じを醸し出している。
中でも一番たまげたのがこの鯛の皮を揚げたのはパリパリの食感でこんなにラーメンのトッピングとしてあうとは意外だった。
チャーシューの代わりに鯛の刺身が乗っていてこれがスープに浸されて徐々に熱が入って色が変わっていくのを楽しめる。
限りなくおすましになりそうなギリギリ手前で動物性のスープが入っているのかどうにかラーメンとして成立させているようだ。
麺がほとんどなくなったのでここで追い飯を一気にポンと入れてやった。
鯛の身はここらへんで丁度レアになってくれたようで個人的に食べごろだと思った。
梅干しも麺よりこっちのご飯とのほうが相性が良さそうだ。
変な話、ラーメンとしてよりも追い飯をいれた後の方が全体のバランスが取れてしまっているようで元々は雑炊ベースだったりするのかもしれないと思った。
完全に和風に振ったラーメンというジャンルは最近珍しくなくなったせいもあるのかトータルとして既視感を覚えてしまった。
とにかくお腹は一杯になったが満足度としてはもうひとつで、ここらへんは専門店じゃないのでこんなものかと感じた旬魚彩鮨 水仙の広島真鯛らーめん+追い飯だった。