広い工場の一角で駐車場も完備されている。
住所にしたら「五日市港」っていうらしいが工場か配送センターしかないと思っていたような場所にむすびのむさしの五日市売店がある。
ここで食べることもできるようだがこの日はテイクアウトのつもりで自転車でやってきた。
個人的にむさしは初めてで、ラジオとかで芸能人が「旨い」と頻繁に話題にしているむさしの若鶏むすび弁当がどうしても食べてみたいのでこれを買って帰った。
そういえばレジ袋代は取られなかったが良かったんだろうか(笑)
中から出し見るとカープ、サンフレッチェと全力で広島を誇示しているかのようだ。
むすびのむさし 五日市売店の若鶏むすび弁当950円。
なるほど、いわゆる鶏の唐揚げ弁当と思えば間違いなさそうだ。
比較的大きめの鶏の唐揚げが3つにおにぎりが2つ、生キャベツそして枝豆にウインナー、そしてデザートだろうかみかんのようなものが見える。
まずはメインであろう若鶏の唐揚げにかぶりついた。
もしかしてあの五日市売店の裏は工場なのか知らないがこの鶏の唐揚げはまだ暖かい。
おにぎりはコンビニで売っているのよりは一回り大きくてこちらもほの暖かさがあって出来上がって間がないのかも知れない。
若鶏の唐揚げは驚くほど柔らかくジューシーでハッキリ言って最近雨後の筍みたいの乱立している唐揚げ屋のそれとは完全に一線を画するデキだ。
おにぎりの中身はしそ昆布でこれもフワッとしていてなんとも言えない旨さがある。
こぶし大のサイズの唐揚げだけどこんなジューシーならガンガン食べることができるのであっという間になくなってしまいそうな勢いだ。
この枝豆用なのかわからないが塩が付属していたが別段必要性を感じなかったのでそのまま食べたが、ウインナー、たくあんはまあフツーだが入っているのは嬉しい。
もう一つのおにぎりの中身はド定番の梅干しでそれも昔ながらのしっかりと酸っぱい奴でオッサンには最近のコンビニの全然酸っぱくない梅干しおにぎりよりこの方がしっくりくる。
最後に残ったみかんだが、温州みかんみたいなのを予想していたがどちらかと言えばいわゆるオレンジみたいなタイプでしっかり厚みもあって食べごたえがある。
950円は正直弁当にしては高いがこれは芸能人が褒めそやす理由がよくわかる。
特に唐揚げとおにぎりの上質さはちょっと他では味わえないんじゃないかと思うほどで自分もすっかりこの弁当のファンになってしまった。
こんな近所でこんな旨い弁当が食えるなんて全く知らずに灯台下暗しとはコノことだと思い知ったむすびのむさし 五日市売店の若鶏むすび弁当だった。
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