らをた広島

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イコライザー2

『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシントンアントワーン・フークア監督が組んだクライムアクション『イコライザー』の続編。

元CIAの工作員が、親友の死の真相を追う。

前作に続きフークア監督がメガホンを取り、メリッサ・レオビル・プルマン、ドラマシリーズ「ナルコス」などのペドロ・パスカルらが共演。

表向きはタクシー運転手として働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は、CIA時代の上官で親友のスーザン(メリッサ・レオ)が何者かに殺害されことを知る。

独自に捜査を進める彼は、スーザンが死の直前まで手掛けていた任務の真相に近づき危険にさらされる。

その手口からCIAの関与が浮かび上がり、敵はマッコールと同じ特殊訓練を受けていることが判明する。

面白かったイコライザーの続編。

続編は大概パワーダウンしてることは百も承知だけど思い切り期待して観た(笑)

前作ではホームセンターの社員だったマッコールは今回は日本じゃ認められていないウーバータクシー運転手となっていて仕事が変わったようだ。

クルマはシボレーのセダンだが日本では売っていないタイプらしく見たことが無いのは、日本に入って来ていないアメ車が沢山あるからだろう。

今回もマッコールはあくまでも一匹狼で行動する設定でココらへんがランボーに被る。

今回は信頼し情報面で助けて貰っていた元上司が殺されてそのリベンジという展開だがさすがにコレはシリアスな内容だ。

それにグレかけの若者を立ち直らせるシーンがあって、ドラマ版はココらへんを大きく膨らませているのだろう。

ストーリーは相変わらず単純で最初から何となく先が読めてしまうがこの手の作品はそう言うのよりもど派手なアクションシーンを楽しむものだからこれで良いのだろう。

1作目もそうだったがいらぬラブシーンとかは一切なくサクサクと進むのは小気味よいしやはり映画はこんな風に不必要なシーンは極力削り取ってくれると上映時間も短縮されて有り難い。

ラスト30分の怒涛の戦闘シーンに向けて期待は高まって楽しみで仕方ない。

前作はホームセンターが舞台だったから工具類を使ってのゲリラ戦だったが今回は港が舞台だから漁師が使うモノを武器にしているアイデアも面白い。

そう言えばこの2作目は19秒とかの殺人タイムに拘るのは止めたようで、やはりあの19秒は大して意味がなかったのだろう(笑)

期待すると大抵裏切られる事が多いのだがそれにしっかり応えてくれて満足度も高かったので最新作を楽しみにしようと思ったイコライザー2だった。