激しい嵐がタイ王国イサーン地方の村を襲うはずだった夜、人里離れたある敷地で発生した大量殺人。
さまざまな原因で死亡した複数の死体が敷地内に散乱しているのが見つかり、誰が犯人なのかも分かりません。
主任捜査官のナワットは、犯人の特定を迫られる中、部外者かつ訪問者である外国人の男アールが暗い秘密を抱えた殺人者ではないかと疑いの目を向けます。
現代文化を風刺したハチャメチャコメディの本作では、イサーン式で進める殺人事件捜査によって、まったく予測できない答えが導き出されます!
ネットフリックスのタイ映画。
ちょっと昔じゃ考えられないが世界中の映画が気軽に観れるなんて良い時代になったもんだ。
タイ映画というと「マッハ」シリーズのような体を張ったアクション物のイメージが強いがこの作品はタイトルからして推理物かと思ったらコメディのようだ。
タイ映画を観ると何時も思うのだが服装がカラフルと言うか派手な服装が多いのはそういうセンスなのか実際にそうなのかはわからない。
劇中にキレイな女優さんがの出てくるのだがそう言えば好みの問題もあるだろうがタイの女優さんであまりキレイだと思った事が無かったことに気がついた。
コメディって言うから笑わせてくれるのかと思っていたら実際は大して笑えない。
って言うか何が面白いのかわからない。
それより半分くらいまで来たが全体に何が何だかわからなくなって途中でリタイアしようかとも考えた。
タイ人はコレで爆笑するのなら彼らのこの手のセンスはなかなかにシュールだ。
笑いのツボが違うのは仕方ないがストーリーがとっ散らかっていてわかりにくいのはいただけない。
現代社会を風刺したと言うが何処がその表現なのかさっぱりわからんし、ダラダラとした展開もハッキリ言って眠くなる。
全然笑えない寸劇の果てに結局何が伝えたかったのかわからんどんでん返し風のラストで我慢した2時間は報われなかった。
まあネットフリックスの映画は当たり外れが激しいから運が悪かったと諦めるしかないがどうにも何が面白いのか理解しがたい作品だったザ・マーダラー 〜殺人犯は誰だ!?〜だった。