その子守唄を歌ってはいけない…。
ある日、若き母親であるレイチェルは、母から送られてきた荷物の中に古い子守唄の本を見つける。
泣き止まない我が子に思い悩んでいた彼女は、その子守唄を歌うことで寝かしつけに成功するのだった。
しかし、喜びもつかの間。その日からレイチェルや夫ジョンの周りに次々と不可解な現象が起こり始め、生活はおぞましい悪夢へと変貌し…。出演:ウーナ・チャップリン、ラモン・ロドリゲス、リアーヌ・バラバン、キラ・グロイエン/監督:ジョン・R・レオネッティ
夏はホラー映画で涼しくなろうと思って期待しないで観た。
約1時間半の短い映画。
最初、鏡にチラチラ恐ろしい顔が映る仕掛けは確かになかなかに怖い。
あの手この手で一生懸命怖がらせようと仕掛けて努力しているのは非常によくわかる。
ストーリーとしてはありきたりでホラーの王道のような展開でなんとなく先が読めてしまう。
しっかり怖いシーンで涼しくはしてくれるのでこの作品を観る意義はあるように感じる。
ただ全体に意図的かも知れないが昔の映画のような雰囲気でとてもじゃないが最新の作品とは思えない。
リリスってヱヴァンゲリヲンに出て来て意味がよくわからなかったがこの作品にどう言う者なのか教えてもらった。
ハリウッド映画だからクライマックスに向けてだんだんと盛り上がる造りになっているからラストにかけてワクワクしてとても楽しみにしていた。
だが終盤になるにつれ肝心の怖さが減ってホラーと言うより日曜朝の戦隊モノみたいになってしまって、恐怖どころか笑えてしまうようになってしまったのは残念だ。
ラストはちょっとアレだったがホラー映画ならそれらしくもう少しビビらせて欲しかったララバイ 悪霊子守唄だった。