
愛知県蒲郡市にある釜揚げうどん 主水庵。
必殺仕事人の中村主水と同様に「もんどあん」と読むらしい。


もともとは名古屋名物である味噌煮込みうどんを食べにやってきたのだがお店の外には「いっぺん食べてみりん!ガマゴリうどん」との幟がたくさん立っている。
そもそもガマゴリうどんとはなんぞや?


『ガマゴリうどん』の定義
五箇条
第一条
アサリは原則として三河湾産を使用し、一人前に五個以上提供すること。
ただし、量が少ない場合はその理由を伝えること。
第二条
アサリはダシをしっかり取り、殻つきのまま提供すること。
第三条
原則としてしょうゆ味とする。ただし、創意工夫を認める。
第四条
蒲郡産の一品を使用していること(ごま油、練り物、ニギス、メヒカリ、ワカメ等)
第五条
具にはワカメをいれること。
※『ガマゴリうどん』は商標出願中です。(商願第2013-82677号)


調べてみるとご当地うどんというやつのようで蒲郡うどんではなくガマゴリうどんが正しいようだ。


そしてココ釜揚げうどん 主水庵さんはその認定店ということになるらしい。
だったらぜひともそのガマゴリうどんなるものを食べてみようジャマイカってことになったのだった。

さてそれがこのガマゴリうどん960円。
なるほどそういうルックスであるわな。


嬉しかったのはネギは別にでてきてコイツは入れ放題なのでネギ好きにはたまらんよね。


お言葉に甘えてネギをたっぷり振りかけさせていただいた。
当然ながらアサリダシがガツンとくることを期待していたが・・・・。

手打ちうどんだと表示されていたがどっちかというと伸びたような食感のうどん。
太さも一般的なうどんと比較すると少し細いくらいだ。

残念なのはこの出汁で、「ガマゴリうどん」の特別な部分が全然なく、これじゃフツーのうどんにあさりとワカメを放り込んだのと違いが理解できない。


だとしたら960円ってのは非常に高価に感じられてしまう。
駅の立ち食いうどんのにあさりとワカメを入れたような、これといった特徴もない「ガマゴリうどん」にがっかりしてしまった夜だった。