もみじ亭(中区光南)もみじエゾ鹿カレーセット
吉島を更に南下して光南のうどんのとく一の並びにあるもみじ亭。
店の前に「駐車場あります」と張り紙があったので予め聞いてみたらもう先客が駐めておられたようなので近くのコインパーキングに駐車した。
小ぢんまりした店内はカウンターに変則2人掛けテーブルが3つあり、大将一人が全てを切り盛りされている。
今日の目的は最初からハッキリしておりこのエゾ鹿のミニステーキ付きのエゾ鹿カレーが食べてみたいのよ。
欧米では狩猟で捕獲された野生動物の肉はジビエとして珍重され中でも鹿肉は「ベニソン」と呼ばれる高級食材で日本でもフレンチの高級店で食べることができる。
しばらく待っていたら先に来たのはエゾ鹿ミニステーキ。
香ばしい香りについつい食べてしまいたくなってしまったがココはカレーが来るまでグッと辛抱したのだった(笑)
次にカレーについているミニサラダがやってたがココでも食べずに我慢するのだった。
さて来たがな!本命のエゾ鹿カレー!これで揃ったもみじ亭のもみじエゾ鹿カレーセット(ご飯少なめ)980円。
しかし見た目にもぎょうさんエゾ鹿肉がはいっているのがわかるがね!!
そこに追い打ちをかけるようにさっきのエゾ鹿肉ミニステーキを全部放り込んでテーブルにあった福神漬けをドバっとふりかけてこれで完成!!
まずは興味津々のエゾ鹿肉のステーキにほんの少しカレールウが付いた状態のこれを食べなきゃね!
第一印象は ダチョウ肉に似て基本的に牛肉のようだ。
実際イノシシ肉なんかでもそうだけどこの値段で出しているってことはここのエゾ鹿肉は養殖モノのハズ。
今度はカレーの中に入っているエゾ鹿肉を拾って食べてみた。
しっかり煮こまれたエゾ鹿肉はステーキと全然違う食感でさすがにトロトロで柔らかい。
エゾ鹿肉に味をストレートに知りたかったらステーキは確かに最適だけどエゾ鹿の持ってるポテンシャルを発揮しているのはもしかしたらカレーのルウに入っている方じゃないかな。
エゾ鹿肉云々って言うよりもここのお店はねっとり濃厚なカレールウが絶品だ。
辛さ調整はデキないながらもデフォルトの辛さは調度良い適切なもので不思議と食べ飽きることがない。
それにどこかペパーミントを感じさせて爽快感すらあるのはどういうことなのかな??
カレーを食べていると大概の店でご飯を余らせてしまうのでご飯の量を聞かれた時に「少なめ」でお願いしたが思いの外カレールウが多く提供されたお陰でご飯は余らず尚且つ腹いっぱいになってしまった。
自分はお店の居た時他にも3人お客がいたが電話がジャンジャン掛かりお持ち帰りを取りに来る人がそれこそひっきりなしで大将はめちゃめちゃ忙しそうにしておられこりゃかなりの人気店と見た。
会計時に「駐車場代です」と100円値引きしてくれそうになったので慌てて断ったが、この大将の心意気とこの個性的なカレーならじゅうぶんに納得のもみじ亭だった。
またクルヨ!!