菊。
広島では一般的にステーキと言えばこの店のことを指す場合が多い。
蔦が巻き付いた渋い外観は老舗の貫禄みたいなものを感じさせる。
お店の前と裏に数台の駐車場を完備するが開店少し前に着いたのだがもう数台クルマが止まっていた。
開店時間になると店が開いて昔の喫茶店のような雰囲気のカウンターに案内された。
目当ては最初から決めていてステーキ(ミニサラダ付き)トリプル420グラムの単品だ。
しばらく待っているとナイフとフォーク、そしてミニサラダが提供された。
そしてヤッテキタヨ本命の菊のステーキトリプル420グラム(ヘヴィーレア)3300円。
ステーキの上にのっかっているのはクレソンとバターのようだ。
これを肉につけていただくのだがこれはあってもなくても良いような存在感ではあるわな(笑)
肉の柔らかさもさることながらこのソースのデキはなかなかのもんだ。
できることならこのソースをすくってでも飲みながら肉を食べたいと思ってしまった。
付け合せは人参とポテトでこれはハッキリ行ってかなりショボい(笑)
甘ったるい味付けで口直しににはならない感じがしてしまった。
さすがに420グラムは半端ない量ではあるのだがこの柔らかさと絶品ソースの組み合わせなら絶対完食できる自信がみなぎってきた。
焼き加減は希望するレアになっていてきちんと火が通してあるのはさすがはプロ。
食べ飽きることなくガンガン食べすすめるのは嬉しい。
フライドガーリックがカリカリでとても旨いのだがもう少し多く入れてくれたらなおさら嬉しいのに。
ラヲタの悲しいサガでとにかく早食いが止まらないのでそれこそラーメンの如く5分少々で完食してしまった。
この接客、ステーキの内容でこの値段はバーゲン価格と言っても良いと思う。
このソースを最後にライスにぶっかけたくなるだろうな〜と膨らんだお腹をさすりながら誰よりも早く店を出たのだった(笑)