原材料：さつま芋 米麹（黄）
アルコール度数：２５度
近所のスーパーで900ml税込み999円で売っていたからけっこうお手頃値段と言える。
焼酎芋の代表格である「黄金千貫」
その秘めた潜在能力を引き出すために、黄金千貫を「完熟」させることで新たな道を切り開いた。
故きを温ね新しきを知る、蔵人の探求心が為せる技により強烈な個性の中にも清々しい、貴なる香味は生み出される。
類稀なる「黄猿」のちから。一酔の価値あり。
「完熟」芋を主原料に黄麹で醸した、上品で豊かな香りに爽やかな甘みにキレのある味わいの芋焼酎です。
「黄猿（きざる）」は、「完熟」した「黄金千貫」芋を主原料としています
通常、収穫したばかりの新鮮なサツマイモを原料に芋焼酎はつくられていますが、「完熟」芋は、醸造所に運ばれてきたサツマイモを貯蔵所に保存し、時間をかけて糖化を促して甘味が増した芋をいいます
この「完熟」黄金千貫芋を原料に黄麹で醸し減圧蒸留した原酒と、従来の手法で製造し蒸留した黄麹仕込みの常圧蒸留原酒をブレンドしてつくられました。
黄麹仕立てってことだったから瓶ごと冷蔵庫に入れて冷やしてストレートで呑んでみた。
黄麹らしいすっきりした味なのにさつまいもの香りや味はしっかりと残っていて実に上品でこれが千円切る焼酎だなんて誰も思わないだろう。
この黄猿のすっきりさは減圧蒸留のそれとは全く異なり薄さを感じさせない。
ただ残念ながらやや雑味も無いとは言えず「マスカットのような高貴な香り」という宣伝文句はちょいオーバーで吟醸酒とは比べるべくもない。
この黄猿には値段を含め熱烈に支持するファンがいるだろうな〜。
