らをた広島

食べ歩きブログ

萬膳庵 小山舎の蔵(萬膳酒造)

まん - 1
先日いつもの酒屋に行くと目を疑うような光景に出会った。
「萬膳庵 小山舎の蔵 萬膳の黄麹仕込み。芋の甘みが最初から最後まで余韻を残して、抵抗がなく飲めます。」
まんぜ - 2まんぜ - 1
年末だったので在庫一掃セールみたいな感じだったのかもしれないがあの萬膳庵が3本もあるやん!!
黒麹仕込みの萬膳は飲んだことがあるが黄麹仕込みの萬膳庵は今まで見たこともなかった。
まんぜ - 3まんぜ - 4
この萬膳庵は3240円購入できたがネットなどでは倍くらいの値段で取引されているようだ。
[原材料] さつま芋(鹿屋産 黄金千貫)・米麹(霧島町産 ヒノヒカリ
[麹] 黄麹
[仕込水] 霧島レッカ水(超軟水)
[蒸留方法] 常圧蒸留
まん - 2
「萬膳庵は手作りの黄麹造りで「萬膳」同様求道者の如きこだわりに満ちた蔵で作られている。 
黄麹清酒用の麹で、江戸から明治の始め頃までは焼酎製造にも使われていたらしい。 
しかし一般の焼酎用麹と異なりクエン酸を生成せず、高温多湿の鹿児島地方では温度管理等難しく失敗した場合腐造と言う悲劇的な結末を来すためこれまで敬遠されがちであったが、最近では黄麹を使った意欲的な焼酎が数多く出され、その華やかな味わいを楽しめるようになっている。」
まん - 3
裏ラベルを見ると要は「手造り(黄)麹」「かめ壺仕込み」「木樽蒸留」ってのがこの萬膳庵のミソだということが書いてある。
まんぜん - 1
実際にロックで呑んでみると確かに非常にマイルドな口当たりながらしっかりとした甘みとコクがあって何より凄いのが木の香りがはっきりとわかるほど押し寄せてくる。
まんぜ - 5
黄麹仕込みって言っても黒麹の萬膳と共通する味の深みが感じられやっぱり「村尾」「魔王」森伊蔵」と並んで4Mと言われるだけのプレミアム感を発揮していると痛感する。
黄麹と日本酒と同様ってことだからこの萬膳庵は焼酎のくせにそんなに日持ちしないってことになるからケチらずにさっさと呑んでしまうことにする(笑)