
さいふぁ。
JR新白島駅近くの汁なし麺のお店。


それにしてもシャレた外観をしているがターゲットが若い女性だったりするんかね??


店内もなんだかバーを思いおこさせるような作りで自分のようなおっさんはなんだか落ち着かない(笑)
メニューは汁なし担担麺とまぜそば、そして油そばという見事な汁なし麺の3本柱となっている。
それに化学調味料、添加物をなるだけ使わないと謳ってある。


どうやら若い大将が一人で切り盛りされているようで忙しそうだ。
カウンター上にはかなりの本が飾ってあってもしかしたらここの大将は読書家なのかもしれない。


しばらく待ってキタヨ!さいふぁの汁なし担担麺(唐辛子山椒とも多くとリクエストした)850円。
一般的な汁なし担担麺の相場から見れば高いがその分、タマゴと味噌汁がデフォルトでついてくるようだ。

さて汁なし担担麺だが最も目につくのがどっさりとかかったレタスだ。
汁なし担担麺にセロリは見たことあるがレタスは初めて。


野菜をかきわけると肉味噌が現れる。
そしてその下にやっと麺を確認できたので引っ張り出してみた。

麺はやや太めのストレート。
何も指定していないがしっかりとコシのある茹で方は完璧とも言える。


かなり赤く粘度もあるタレが麺に絡みついて同時に良い香りが立ち上る。


でも実際には見た目ほど辛くもなく山椒の痺れも弱く、おまけに無化調独特のフォーカスのぼやけた味わいで出鼻をくじかれる。

煮玉子のようだが中身は固茹でになっている。


後半になるとやっと辛さが効いてきてやや持ち直してくるが今度は同じような味の連続に食べ飽きてくる。


そこでお口直しに味噌汁を呑むと予感していた通り汁なし担担麺との方向性が異なるので相性はあまり良くない。


この煮玉子がほんの少し面白さをもたらしてくれはするがやっぱり汁なし担担麺には温泉卵の方がベストだということが確認できてしまった。


空腹だったにもかからわずなんとかやっと最後までたどり着いて完食。
確かに汁なし担担麺の変化球としてはかなりオリジナリティあるし面白い存在だと思うがこの値段を考えればいくら無化調とか云われても、もう一捻り、いや二捻りくらいしてくれんと割が合わないなと思ってしまったさいふぁの汁なし担担麺だった。