西広島バイパスの下り口横にあって最初は逆方向からだとどうやって入ったらよいかわからないだろう。
駐車場はお店の前にじゅうぶんにあるし場所柄クルマじゃないと訪れることは難しかろう。
店の中はけっこう広く基本的にすべてカウンターになっていて奥に厨房がある。
その厨房の横に自動券売機があってここで食券を購入して大将に手渡して席につくシステム。
汁なし担々麺の食べ方がレクチャーされているのは珍しくないが好みで山椒はわかるとしても酢を追加して!というのはあまり経験がない。
まあ基本的に中華料理ってことになるんだろうから酢に合わないってことはないとは思うが。
汁なし担々麺よりみちの汁なし担々麺(並)600円。
汁はけっこう多い方になると思うが基本的に辛さの指定はなく自分で卓上調味料で調整するシステム。
見た目より麺は山盛り入っていてしっかりコシもあって旨い。
ただやっぱり万人向け設定のようで辛さ、山椒の痺れとも物足りなさを覚えてしまう。
そぼろ肉も底にたくさんあってこれはしっかり混ぜないと味付けや具材が偏ってしまいそうだ。
さてここからはテーブルにおいてある山椒とレクチャー通り酢を恐る恐るかけてみた。
するとなかなか上質の山椒のようでピリッと痺れをもたらしてくれるので更に追加、酢は少なすぎて変化がわからんかったのでこれも多めにいれてみた。
しっかり混ぜて味変を確認すると酢は思ったより悪くなくどっちかというとあっさり方面に導いてくれるようだ。
気がつけば山椒ダダ入れしてビリビリに口の中が痺れてしまったがそれを酢が引き締めてくれているような爽やかな旨さに変化した。
こうなるともうブレーキはぶっ壊れてしまって追い飯しないでもガツガツ最後まで食べてしまった。
申し訳ないがほとんど期待していなかったのだが予想を遥かに超える汁なし担々麺だったことは間違いない。
これは他のメニューにも興味がでてしまったのでまた来ることにしようと心に誓ってお店を後にした。