

今年もやってきたヨ!ひろしまラーメンスタジアム2017。


旧広島市民球場跡地の空き地での開催なのだが、今回で確か3回目になると思われるがかなり浸透してきた感があって開催初日にお邪魔したのだがオープン前には行列までできている。
入場は無料だがラーメンは9店舗のうちどこで食べても共通の780円の先払いチケット制になっている。

さて今回の目当てはズバリ京都 本家 第一旭!!。

第一旭って言ったら早朝5時からの開店時に行列ができるラーメン屋として有名だがどういうラーメンを出してるのかは予備知識がない。

京都 本家 第一旭の京風とんこつ醤油ラーメン。
どこが京風なのかはわからんがいわゆる広島のとんこつ醤油ラーメンとはまったく見た目が異なるのはわかる。

それに目を引くのはこの独特の太麺。
かなりの低加水と思われるしっかりとしたコシのある食べごたえは個性的でこのラーメンがタダモノではないことを教えてくれる。


しっかり辛いネギもアクセントとして申し分ないがこのとんこつなのに濁っていない、また真っ黒なのに醤油辛くないこのスープもオリジナリティの塊のようだ。

トドメは脂分を感じさせないあっさりしたチャーシューだがこれは良質なあつらえであることはよくわかる食感だ。


パット見はなんの変哲もない醤油ラーメンに見えるが食べ進むごとになるほど他に類を見ないとんこつ醤油ラーメンであることがわかってくる。


実際あまり自己主張しないモヤシもよく計算されているようで辛いネギが浮かないようにトッピングの橋渡しをしているかのようだ。


こうなるともはやスープを残すなんて選択肢は頭のなかからなくなりひたすら丼に向かって貪り食ってしまった。
なるほどこれは朝5時から行列ってのもある意味納得できてしまう内容だろう。
白濁したとんこつ醤油ラーメンに慣れている広島人にとってはこういうとんこつ醤油ラーメンがあること自体大いに勉強になると思ってしまったひろしまラーメンスタジアムの京都 本家 第一旭だった。