“命を繰り返す”という禁断の設定が活きる驚天動地のバトルアクションと「何と戦ったらいい?」「何を守ればいい?」という不条理な現実での混乱、そして世間とは異質な存在になること への葛藤が容赦なく描かれるハードなサスペンスが注目を集め、カリスマ的人気を誇る漫画「亜人」が、満を持して実写映画化!
ある日突然“亜人”である事が発覚し、国家から狙われる逃亡者となってしまった主人公・永井圭役には、その類まれなる身体能力で不可能と呼ばれてきた数々のアクションを成立させた佐藤健。
研究のためには亜人への非人道的な虐待を見ても顔色ひとつ変えない超ドS官僚を演じます。
アクションチームにはメガヒット映画『るろうに剣心』を創り上げたスペシャリストたちが集い、新たなる挑戦を見せています。
亜人は漫画は読んでいないがアニメで観た。
亜人は漫画は読んでいないがアニメで観た。
こちらがオリジナルとして比較を考察することになる。
アニメを実写化した時に最も違和感があるのは主要キャラクターなのだがアニメ亜人のキャラは現実離れしてはおらずリアリティがあるとは言え主人公永井圭の佐藤健、敵役である佐藤を演じる綾野剛は頑張っていて見事にほぼアニメ通りに演出されている。
それに対して若い女性キャラは何というか明らかに実力不足でストーリーに影響は皆無とはいえ作品から浮いてしまっている(ヒカキンも(笑))。
シン・ゴジラ同様、日本に突如として未曾有の敵が出現した時の国の対応を憲法の皮肉を込めて表現しているのは素晴らしい。
結局の所、非常時にはより強大な軍事力を持つアメリカの決定には逆らう事など出来なくなると言う流れも同じだし実際そのようにしかならないだろう。
結局の所、非常時にはより強大な軍事力を持つアメリカの決定には逆らう事など出来なくなると言う流れも同じだし実際そのようにしかならないだろう。
2時間の尺に納めるためにキャラの省略や変更、それにストーリーを変更するのは仕方がないと思うが幾ら何でも端折りすぎてシンプルと言うより単純で薄っぺらな仕上がりに感じてしまうのは残念だ。
それにアニメでは主人公以上のオーラ放つ敵役の佐藤の腹立たしい程の憎らしさというかカリスマがこれだとちょっと弱いのも気になる。
この映画のハイライトはやはりストーリーを犠牲にするほどの迫力ある戦闘シーンだがこれは役者さんが体を張ってるのがよく分かるし相当な迫力あって見入ってしまうほどだ。
この映画のハイライトはやはりストーリーを犠牲にするほどの迫力ある戦闘シーンだがこれは役者さんが体を張ってるのがよく分かるし相当な迫力あって見入ってしまうほどだ。
亜人入門編としては良くできてるとは思うがやはりアニメ版の方が圧倒的に高濃度な造りになっていると断言できる。