ギデンズ・コーの自伝的小説を実写化した、2013年に日本でも公開されたラブストーリーをリメイク。
2000年代の日本を舞台に、若い男女の恋を追う。
監督は『ホワイトアウト』『亡国のイージス』などの脚本を担当してきた長谷川康夫。
『闇金ドッグス』シリーズなどの山田裕貴、テレビドラマ「少女のみる夢」などの齋藤飛鳥、『狂い華』などの松本穂香のほか、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介らが出演する。
地方都市の高校生・水島浩介(山田裕貴)は、仲間たちと馬鹿騒ぎを繰り返す気ままな生活を送っていた。
ある日、彼の悪ふざけで授業がストップしてしまう。
激昂した先生は、浩介の監視役にクラスで一番の優等生である早瀬真愛(齋藤飛鳥)を任命。
真面目を絵に描いたような真愛の言動をうっとうしく思う一方、中学から憧れの存在でもあった彼女に心が揺れ動く浩介。教科書を忘れた真愛を浩介が助けたことから......。
齋藤飛鳥って偶然情熱大陸で乃木坂46のメンバーだって知っていたという漠然とした理由で観た。
要は少し前の日本を舞台にしたいわゆる青春モノ。
主人公の男の子は自宅にいるときスッポンポンの「ラ族」なのだがうちの息子もこの一族だからこのシーンが出るたびに笑えた(笑)
ジャケットからもっと暗くて重い映画かと想像していたが軽いノリでわかりやすいストーリー展開に小ネタもしっかり仕込まれている。
あまりにプラトニック過ぎてちょっと現実離れしてる感もあるが若い人向けだからこれくらいが良いのかも。
軽いノリのままにずっと進行するのかと思っていたが終盤に突入したがラストは完全に想定外で爆笑してしまった。
まさに心を洗われるような清く正しくそして面白い青春映画だった。