スクープ!!
我々取材班は遂に免許取り消し犯、長州きこり氏の潜伏場所を突き止めることに成功した!!
なんの変哲もない民家にオバチャン電動自転車。
このカモフラージュで9ヶ月あまり世間の目を欺いてきたのだと想像できる。
民家の左奥にはカバーのかかったバイクらしきものが一台。
更に建物右側奥に同じくバイクらしきもの2台。
その手前にはなんだか頻繁に使われていそうなカワサキシェルパ250がさりげなく置いてある。
我々が取材を申し込むと長州きこり氏の潜伏場所には長年の逃亡生活の知恵なのか黒い交際を否定するかのような張り紙が!!
絶対に顔を写さない条件で取材に応じてくれた長州きこり氏。
部屋に入れていただけないか尋ねたらヤバイブツでもあるのか慌てて片付けをしはじめ暫く待機を余儀なくされた。
潜伏部屋は以外にも小綺麗に片付いており逃亡生活の悲惨さはあまり感じられない。
しかしその顔には世間の目を逃れ続ける生活に荒んだ心が滲み出た皺が数多く刻まれているのを記者は見逃さなかった。
すこし痩せたようにみえるその青白い指がわずかに震えるようにみえたのは気のせいか。
そして長州きこり氏はぽつりぽつりとその犯行の真相を語り始めたのだった。
なんで自分ばかりこんな目にわなければならないのか・・・・
世界に冠たる先進国である日本でこのような弱者切り捨てが平然と行われていいのか!!
涙ながらに長州きこり氏は語るのだった。
おもむろに氏は立ち上がり我々取材班についてくるように言った。
みせてくれたのは長州きこり氏自慢のカワサキニンジャZX-12Rである。
リアタイヤが200ミリありリアビューは迫力満点である。
ライムグリーンが眩しいこの車体はかつてカワサキが300km/h突破を目論み世界最速を狙った車種だと説明してくれた。
インジェクションがまだアホンダラで鋭すぎるエンジン特性が故のスパルタンさが人気のようだ。
もう約10年前の車体ながら70万から100万程度で取り引きされているのはさすがにカワサキ車らしい。
ボディサイドにある空力整流板。
ダウンフォースでも稼ぐのだろうか?
上方からみるとこんな感じ。
フロントフォークにも同じく整流板が!!
これはナニフォースを得るのだろうか・・・・
長州きこり氏はこの車両をいたく気に入っておりまた社会に復帰した暁にはこれで世間を見返してやりたいとの願望があるようだ。
180マイルと300km/hまで目盛ってあるスピードメーター。
こいつはこれをカンタンに振り切ると口角に唾ためて長州きこり氏はやや興奮気味に話してくれた。
とても純正とは思えないチタニウム製のマフラー。
このチタニウムマフラーははずしてみると驚くほど重いと語る長州きこり氏の横顔が少し寂しそうに感じられたのは秋のせいだからだけではない。
彼を知るみんなが長州きこり氏の事を心配している旨を伝えたところ氏は胸にこみ上げるモノを抑えきれなかったのか号泣しはじめた・・・・
なんだか恐縮してしまった我々はもう取材撤収を決意した。
氏に見送られ帰ろうとした時、氏の前を若い女性が通りかかった。
その時氏は叫んだ!
「キミかわうぃーねーーー!!」
※一部を除きフィクションです・・・・・
我々取材班は遂に免許取り消し犯、長州きこり氏の潜伏場所を突き止めることに成功した!!
なんの変哲もない民家にオバチャン電動自転車。
このカモフラージュで9ヶ月あまり世間の目を欺いてきたのだと想像できる。
民家の左奥にはカバーのかかったバイクらしきものが一台。
更に建物右側奥に同じくバイクらしきもの2台。
その手前にはなんだか頻繁に使われていそうなカワサキシェルパ250がさりげなく置いてある。
我々が取材を申し込むと長州きこり氏の潜伏場所には長年の逃亡生活の知恵なのか黒い交際を否定するかのような張り紙が!!
絶対に顔を写さない条件で取材に応じてくれた長州きこり氏。
部屋に入れていただけないか尋ねたらヤバイブツでもあるのか慌てて片付けをしはじめ暫く待機を余儀なくされた。
潜伏部屋は以外にも小綺麗に片付いており逃亡生活の悲惨さはあまり感じられない。
しかしその顔には世間の目を逃れ続ける生活に荒んだ心が滲み出た皺が数多く刻まれているのを記者は見逃さなかった。
すこし痩せたようにみえるその青白い指がわずかに震えるようにみえたのは気のせいか。
そして長州きこり氏はぽつりぽつりとその犯行の真相を語り始めたのだった。
なんで自分ばかりこんな目にわなければならないのか・・・・
世界に冠たる先進国である日本でこのような弱者切り捨てが平然と行われていいのか!!
涙ながらに長州きこり氏は語るのだった。
おもむろに氏は立ち上がり我々取材班についてくるように言った。
みせてくれたのは長州きこり氏自慢のカワサキニンジャZX-12Rである。
リアタイヤが200ミリありリアビューは迫力満点である。
ライムグリーンが眩しいこの車体はかつてカワサキが300km/h突破を目論み世界最速を狙った車種だと説明してくれた。
インジェクションがまだアホンダラで鋭すぎるエンジン特性が故のスパルタンさが人気のようだ。
もう約10年前の車体ながら70万から100万程度で取り引きされているのはさすがにカワサキ車らしい。
ボディサイドにある空力整流板。
ダウンフォースでも稼ぐのだろうか?
上方からみるとこんな感じ。
フロントフォークにも同じく整流板が!!
これはナニフォースを得るのだろうか・・・・
長州きこり氏はこの車両をいたく気に入っておりまた社会に復帰した暁にはこれで世間を見返してやりたいとの願望があるようだ。
180マイルと300km/hまで目盛ってあるスピードメーター。
こいつはこれをカンタンに振り切ると口角に唾ためて長州きこり氏はやや興奮気味に話してくれた。
とても純正とは思えないチタニウム製のマフラー。
このチタニウムマフラーははずしてみると驚くほど重いと語る長州きこり氏の横顔が少し寂しそうに感じられたのは秋のせいだからだけではない。
彼を知るみんなが長州きこり氏の事を心配している旨を伝えたところ氏は胸にこみ上げるモノを抑えきれなかったのか号泣しはじめた・・・・
なんだか恐縮してしまった我々はもう取材撤収を決意した。
氏に見送られ帰ろうとした時、氏の前を若い女性が通りかかった。
その時氏は叫んだ!
「キミかわうぃーねーーー!!」
※一部を除きフィクションです・・・・・