らをた広島

食べ歩きブログ

TIME/タイム


2012年アメリカ映画。
DVDで観た。
近未来なんと25歳で年齢が終わる世界。
最初観てても意味がサッパリわけがわからない。
お金の代わりに寿命っていうか自分の持ち時間が全ての基準になる世界。
お金同様に貧しい者が少しの寿命しかないのに富裕層が長寿を独占している。
しかしこの世界観がこの映画の全てなんだろうな。
斬新と言うか型破りと言うかここまでくるとアヴァンギャルドだ。
こんなもの凄い初期設定は久しぶりにワクワクさせられた。
どう展開させるんだろう?と。
カーアクションもなかなかだし作品に引き込まれていき・・・はしないのぅ~(笑)
何でかってヒロインの吹き替えがこの世のモノとは思えないほどヘタクソで気になって気になって。
誰やねんこの吹き替えアマは?
って調べてみたらAKB48篠田麻里子だと!
コイツはタクシーの時のオリラジのヘタクソ吹き替えと負けず劣らずだ。
ジブリ映画のように素人声優が大挙して出てるならそれほど気にはならないが今回のタイムは周りはプロの声優で固められてる分、篠田麻里子の痛さが際立ってしまってる。
本人もこの作品ぶち壊しにしてるのわからんのかいね?
映画の客寄せパンダなのだろうがこれで興行的に少しでも役立つんだろうか?
まあそれはさておき篠田麻里子を差し引いても後半単なる惚れ腫れラブラブ逃亡劇に成り下がりこの奇抜な設定を生かしきれず映画は失速する。
もしかしたらこの映画は最初からきちんと脚本ができあがっていなかったかもしくは作成途中に何らかの理由で方針が変更になったんかそんな印象を受ける。
逃亡劇の仕上げが良質なサスペンスになっていればよいがなんだかもう一つ盛り上がらないのは想像を裏切るようなどんでん返しがないからか?
うーん頭でっかち尻すぼみが素直な完走と言ったところか・・・