らをた広島

食べ歩きブログ

らーめん・つけ麺 よろしく (東広島市)とんこつ醤油ラーメン

よろ1
東広島市西条駅の近くの日本酒の酒蔵が集中している場所のど真ん中、ここにラーメン・つけ麺よろしくがある。
よろし14よろし13
後ろに見えているのは加茂鶴の酒蔵でこれ以外にも何軒もでかい煙突が立っている。
入り口は小さいが広い駐車場があって駅の近くながらこの駐車スペースは強い武器になるだろう。
よろし02よろし01
なんとなくどこかのチェーン店を彷彿とさせるその外観に若干の不安を覚えないと言ったらウソになる。
よろし06よろし07
どことなく南国風な店内。
サーフボードが飾ってあるっていうか販売されているみたい。
大きなディスプレイには真冬におよそ似つかわしくないサーフィンの動画が映し出されており音楽はサザンオールスターズがずっと流れてる。
サーフィン教室の案内があったりそういう関係の方なのかな?
大将ともうひとり男性のふたり体制。
よ2よ3
どうやらこの店の特徴は自家製麺らしい。
それに材料に対するコダワリが延々書いてある。
よーーー1よーー1
店内にちゃんと製麺室があってその外には麺を打つイラストまで書いてある。
でも製麺製麺機でやってるようだが・・・・(笑)
よろし03よろし04
店名がらーめん・つけ麺 よろしくってくらいだからできれば両方食べたい。
メニュー筆頭にでかでかと掲載されているのはとんこつ醤油ラーメンだ。
そしてそのヨコにやっぱり大きくつけ麺もでている。
せっかくだからどちらも注文してみることにした。
よろし05
卓上調味料はいろいろバラエティに富んでコショウ、辛し味噌、ショウガ、にんにく、カレー粉まであるのだがこれは迷いの表れと受け取れなくもない。
よろ3
よろ2
茹でるの時間掛かるから後になりますって話しておられたがどういうわけかまず来たのがつけ麺(並盛)700円。
自家製麺に期待大である。
よろし09
かなり太めのそのビジュアルからしていかにもつけ麺。
べっとりつけ汁に浸してからがっつり喰らう。
う~~んいかにも関東風の濃厚トンコツつけ麺ではあるがもしもそうなら粘度がたりないし濃厚さもちょっと弱い。
注目の自家製麺も言われなければそれと気付かない程度のコシでこれなら自家製麺にするメリットをほとんど享受できないと感じた。
よろし11よろし12
食べ終わりくらいに男性店員さんが頼んでもいないのにスープ割り用のスープを激熱とっくりで持ってきてくださった。
濃厚さに乏しいスープは更に薄くなっていよいよ個性を失っていくハメに・・・・
よろ4
とんこつ醤油ラーメン600円。
表面には泡がびっしりだ。
こっちはどうなんかのぅ~?
よろし08
味にはあまり関係ないが個性的な丼に入ってる。
これはあまり見たことないタイプですのぅ~。
よろし10
こちらは更に旨味不足が深刻だ。
麺もつけ麺よりもっと自家製麺って判別しづらくなってしまった。
なんていうかな・・・売りがとんこつなのか醤油なのかとんこつ醤油なのか自家製麺なのかどれもこれも中途半端でぼやけてしまった感じがする。
結果として一番印象的なのはしゃきしゃきのネギだけという悲しい結果になってしまった。
もっと方向性をはっきり決めて客になにを味わって欲しいか煮詰めた方がいいんじゃないかな。
よーーーー1
決してマズいワケじゃないが旨味が感じられないから多くのヒトは物足りなさを感じてしまうんじゃないかな。
接客は微に入り細に入り事細かに気配りされて素晴らしい。
だけどラーメン屋にくる客は残念ながら接客をみんな重視しているってこともないだろう。
どっちにしろラーメンなんて万人受けするもんなんてないんだからキワモノでもいいからもう少しコンセプトを決めて改良されたら面白くなりそうだ。