旬麺晴れる家(呉市)汁なし担担麺
呉市広。
最近は旧呉市街地よりも広の方が発展しているんじゃないかって揶揄されるほど都会になってきた。
その広交差点から長浜方面に向かう道路沿いに旬麺晴れる家がある。
立地条件としてはそんな良いとはいえないだろう。
駐車場だってぱっと見にはどこにあるかわからない。
ここで呉で一番美味い汁なし担々麺が食えるときいてやってきた。
もともとは広島風冷麺が主力のお店なのだそうだがやはり冬は冷麺はちょっとね・・・
店内はソコソコの広さで6~7人座れるカウンターに小上がりがあってこちらはけっこうな人数がいけそうだ。
いかにも居酒屋風の造りだなって思ったら実際夜は居酒屋になるみたいなメニュー表が置いてあった。
とっても愛想のよい大将と奥様かどうかわからないがそれらしき女性とのふたり体制。
メニュー筆頭は冷麺なのだがそりゃーやっぱり汁なし担担麺を食べてみたい。
でもそのヨコに書いてある激烈たん麺ってのが気になった。
聞いてみるとわかりやすく言えば汁のある担担麺と考えて良いようだ。
これがその激烈たん麺600円。
和風の香りがぷ~んと漂ってきて担担麺って感じではない。
スープが激熱のとろみがきっちりつけてあるどろどろ系。
麺は中太ストレートで食べてみるとそんなに辛さはなくやっぱり和風醤油味。
わかりやすく言えば揚げ出し豆腐のタレに麺が入ってるって言えば理解して貰えるんじゃないかな。
具は見た感じネギだけなんだけど底に肉そぼろが沈んでいる。
それがこんな器に入ってでてくるから底にある肉そぼろは麺がある間は食べることができない。
麺がなくなったら今度は肉そぼろだけを食べるってハメになってしまうわな。
結果として丼としての一体感に欠けてしまうので食べ飽きる。
これはなんとかして欲しいのぅ~。
こちらが汁なし担担麺(3辛)750円。
通常はご飯がついてこの料金なのだが自分は汁なし担担麺と一緒にご飯を食べる習慣がない。
まあその理由はきさくのご飯が不味すぎるからご飯なしでも食べるコトに慣れきってしまったからという情けないものだが、なにはともあれココでもオマケのご飯を断ったのだった。
普段は載せない温泉タマゴが標準装備なのだからありがたく食べてみることにしよう。
箸で割ってみると黄身っていうより赤身だ。
コイツはかなりの良質タマゴが奢ってあるのぅ~
汁なし担担麺って当然ながら混ぜて食べるのだがその混ぜた後のビジュアルは焦げ茶色一色になってどうもイマイチなのが欠点といえば欠点だ(笑)
ご飯をお断りしたからなのか麺の量がどう考えても多い。
1.5玉は確実に入ってる。
これは嬉しいのぅ~(笑)
ここの汁なし担担麺は呉で一番って言われるだけあってホンマちゃんと花山椒の利いたホンモノだ。
これならもっと辛い上級バージョンであろう晴れMAXってのにも触手も伸びようて。
いやいやこんなトコにこんな腕のあるラーメン職人がいるなんてこの世界も奥が深いの~。
こりゃマジでかなりの注目店。
これからもこの辺来たら必ず寄らなきゃ。