らをた広島

食べ歩きブログ

らーめん屋 歩いていこう(中区国泰寺)塩らーめん

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広島市中区国泰寺高校前にあるらーめん屋 歩いていこう
今日は歩いてこずにバイクでやって来た。
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この日は営業していて良かった~。
実はこの歩いていこうは店主がスープのデキに拘る余り不定休の多い店としても有名だ。
自分も過去に朝一で来てるのに何度もフられた経験があって「雨の日は営業している確率が高い」という嘘か誠かわからんような根拠不明な都市伝説まであるほどだ(笑)
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大将1人で切り盛りするカウンターだけの店内は広いのは広いのだが敢えてイスが8つしか置いていない。
だから常に待ち客が立って待っていることになる。
この日も13時前くらいだったが数人の待ち客がいた。
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券売機で今日は塩らーめんのチケット購入。
いつも醤油を食べていたから塩は久し振りになる。
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きたよ!!らーめん屋歩いていこうの塩らーめん730円。
自家製麺・無化調とコダワリが凝縮した塩らーめんはさすがのデキで香りも素晴らしい。
ある3
艶々の自家製麺
どこの麺とも似てないその旨さに毎度のコトながら舌を巻く。
最後までのびることなく凜とした歯ごたえを湛えている様は感動ですらある。
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鶏だけと言われるスープはいつもながら濃厚かつ繊細。
最初は物足りないと感じられる上品な口当たりは次第にその本領発揮し旨みを漲らせてくる独得な味わいはこの店ならではと感心する。
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一枚しか入っていないチャーシューであるがコイツがどえらいゴッツくて食べ応えのあるモノ。
全体に意図的に薄味にしてあるようで塩分をそんなに感じさせない。
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醤油らーめんと比較するとその方向性は完全にパスタ料理のような印象を受ける。
それもかなり上質の。
無化調の所作だとは思うがどうしても味のフォーカスがぼやけてしまうのは避けられないようだ。
濃厚鶏白湯スープ+自家製麺というこの店のスタンスを理解していないとなんだか物足りないと感じてしまい易いかもしれないから初めての時はやっぱり醤油らーめんからにする方が無難とも思われる。
逆にこの店のファンになってしまえば塩らーめんの方がよりダイレクトにこのオリジナリティ溢れる珠玉のスープを堪能し尽くせるというわけだ。
そういう意味からもこの醤油より少し高価な理由が納得できるだろう。