らをた広島

食べ歩きブログ

きんせい 総本家 高槻栄町(高槻市栄町)塩らーめん

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何年ぶりだろうか、おそらくは7年ぶりにやってきたきんせい 総本家 高槻栄町
ここはかなりの有名&人気店なので開店前には来ておかないと待たされることになるのは確実だ。
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一応郊外店でありながら駐車場はない。
だけどこの近隣にはコインパーキングがあっちこっちにあるので困ることはないだろうがそのコインパーキングまで満杯にしてしまうほどの人気店ではある。
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自家製麺に無化調と拘りがあるお店のようで基本的には「鶏」「豚」「魚介」のいわゆる重層スープがウリの今風ラーメン屋と考えて良い。
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時間になったのでオープンし、自分らは一番にカウンターに通された。
いやいやホンマ久しぶりだけど全然変わってないわ。
若い大将に年配の女性のスタッフのおふたりで切り盛りされているようだ。
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メニューは「醬油」「塩」、「カレー」らーめんの3本立て。
醬油の中には普通の醬油の他に「白醤油」と「たまり醬油」の3つがある。
以前は特殊な鶏チャーシューが使われている燻製鶏塩らーめんを食べたのだがその燻製鶏があまりに強烈に旨すぎてラーメンの味がよくわからなかった。
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だから今回は普通の塩らーめん750円をお願いした。
すぐに漂ってくるのはなんとも上品な魚介の薫りよ。
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面白いのはこの煎餅がついてくること。
スタッフの方にラーメンスープに浸して食べるのだと教えられたのでそうしてみることにした。
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自家製になる麺。
ちょっと黄色が濃いがコイツは凄まじいコシを発揮しているのはどういうことか?
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そんなに太くはないこの麺はよく見てみると扁平になっている平打麺だということがわかる。
しかしこの麺の存在感は凄いものがあると感心する。
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チャーシューは薄塩味でそれほどのインパクトはないがこの主役たるスープサポートに徹しているのがよくわかる。
このラーメンの主役はやっぱり上品この上ないスープなのは間違いない。
無化調だからかもしれないが食べ始めはハッキリ言ってなんだか物足りない印象があるのは確かだが後半にかけて食べることに没頭するくらいに徐々に盛り上がりをみせるのは凄いとしか言い様がない。
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うずらにメンマ、かいわれもどろどろに溶けた煎餅もまったくもって完全な脇役でひたすらこのスープの持つ潜在的なポテンシャルを発揮することだけに使われている。
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これはやっぱりもう10年くらい前に田布施の麺屋アジトで初めて塩らーめんを食べた時のことを思い出してしまった。
自分はやっぱりこういう重層スープ系の複雑だけどシンプルに仕上げた塩らーめんが好みなのだろう。
これならわざわざ大阪まで来る価値はあるよのぅ~。
次は塩つけ麺食べてみたい!!