らをた広島

食べ歩きブログ

居酒屋 喜八(高知県四万十市)活〆清水さばの刺身

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高知県四万十市中村天神橋。
ここにある居酒屋 喜八
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ネット上の噂じゃとっても人気のあるお店だそうで数ヶ月も前から予約してやってきたよ。
まあどっちにしても7人の大所帯なので予約しないでは無理なんだけどね。
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しかしなんていうかド派手な外観だ。
なんとなく魚料理がメインの居酒屋ってことだけは伝わってくる。
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店内はけっこう広い。
一階は厨房とテーブル席がメインのいわゆる通常の居酒屋さんで二階がいくつかの個室になっていて自分らは当然個室に通された。
個室といっても6畳くらいあってゆっくりできる。
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予約の際に大将にお願いしたのはとにかくビリビリサバと呼ばれる活〆清水さばの刺身が食べたいこと。
だけどこの清水サバは当日になってみないと入荷量がはっきりしないので確約はできないと言われていた。
その時はカツオやうつぼがメインになると。
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まあそのあたりは割り切ってきたのだがこの日は幸運にもじゅうぶんな量の清水サバを入手できたとのことを聞いてほっと胸をなでおろしたのだった。


活〆清水さばの刺身 投稿者 zzzzzzzzzzuu
そもそも清水サバとはいわゆる高知県土佐清水市のブランドごまさば。
一般的にはマサバよりも下級になるごまさばだがここのは回遊しない根付きのごまさばだから身が締まって脂が乗って通常のマサバよりも高級になっているようだ。
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来たよ!これがわざわざここまで食べにきた目的の活〆清水さばの刺身!!
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こんな新鮮な鯖はなかなかお目にかかれない。
とにかく食感が通常の鯖とは全然違う。
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しかもそれを1センチ以上の太切りにするもんだからねっとりした感じなのにものすごい甘みを讃えた刺し身が舌に絡みついてくる。
とにかく似たような食べ物が他にないので言葉ではこの旨みを伝えるのは限界がある。
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こちらは最近流行りのカツオの塩たたき。
大将にこれを清水サバでできないか聞いてみたのだが「もったいない」と言われてしまった。
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だけど国産レモンがガツンを効いてカツオでもとっても旨いよ~~と言いたいところだが清水サバの前ではどうしても少し生臭いカツオは少しの勝機をも見出すこともできないのは残念だった。
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他にも高知の海の幸をこれでもか!と言うほどいただいたのだが前回他の店で食べていまいちだったうつぼの唐揚げがココでは誰にでも食べられるような工夫された仕上げになっており非常に美味かったのは驚きだった。
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トドメはこの清水サバの焼き寿司!!
サバの内臓の代わりに酢飯を詰めて焼いたものらしいがコイツは凄い。
自分は温めた酢飯のあのツンとくる匂いがダメなのだが、ほぼ酢飯と一体化した清水サバのなんと上品なことよ。
これは通常のサバでやっても下卑たシロモノになてしまうんじゃなかろうか。
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自分は食べなかったのだが魚料理の居酒屋ながらこの店の肉料理もかなりのものだったらしい。
とにかく3時間くらい飲むだけ飲んでお腹がはちきれんばかりに食べてこれでひとり4000円だと!!
これには参った。
もうこれで3年連続四万十市に清水サバを食べにやってきているがやっと決定版の店に辿り着いたのかもしれない。
いやいやこれは来年もやってこなきゃならない義務感に駆られた居酒屋喜八だった。