ビールスタンド重富(中区銀山町)
ここは中区銀山町。
平日午後の夕方やってきたビールスタンド重富。
年中無休っていうか年末年始も無休なのは凄いし有難いのだが営業時間がなんと17時から19時までの2時間しかないという讃岐の日の出製麺所に匹敵するレアさ。
おそらくは本業はお酒屋さんなのだろうがその一角を店舗としてビアハウスにされているようだから長々と飲食店はやっておられないいのだろう。
ここの特殊性はそれだけではない。
※おかわりは一杯まで(合計2杯まで)一杯500円
※おつまみはありません(持ち込みもご遠慮ください)
※ビールの喉越しを楽しんでいただくための立ち飲みです。
※重富が出張中等の場合は休業です。
ビールメニュー 壱度注ぎ 弐度注ぎ 参度注ぎ 重富注ぎ
それを踏まえて店内へ。
もうまるでそこは酒屋の隅をビールを飲むスペースに改築しました!って感じの店内だから当然狭い。
せいぜい6畳間くらいなのだが立ち飲みだから足の踏み場もないってことはない。
まず最初にどどーんと目に飛び込んでくるのはこの木製の台だ。
この上にビールの注ぎ口があるのでこの箱はサーバーって考えたらいいのかな?
客はこんな樽をテーブル代わりにしてビールを待つ。
すると白衣のようなものを着た大将(重富さん)がしずしずとビールを注いでくれる。
ちなみに初心者は「壱度注ぎ」にするようにメニューに書いてあったのでとりあえずそれに従うことにした。
するとキタキタ!!
これが壱度注ぎの重富のビール500円。
話しを聞くと要するに一回で一気に注ぐ方法のようだ。
この後の比較の対象としてこれが最初にくるのがわかりやすいらしい。
よく見るとコースターもグラスも同じロゴが刻まれていてこれってけっこうシャレオツやね~(笑)
こうなると注ぐのに5分もかかると書いてあった参度注ぎってのが気になるので早めに注文しておいた。
するとホントに5分位まってからきたよ!!
参度注ぎ!!!
要は何回にも分けて時間を置いて泡をなくしてまたその上に注いでってことを繰り返すようだ。
そうすると壱度注ぎのような爽快な喉越しとは違ってコッテリ感がでて同じビールなのに濃密な味わいが楽しめるようになる。
ちなみに使っているビールはアサヒ樽詰生って銘柄だそうであのスーパードライと前後して発売されたと自話しておられたが詳しくはよくわからない。
だけど注ぎ方であんなに味が変化するのがよくわかる説明で理解できた。
まだまだビールも奥がとっても深いようだ。