高知市午前7時過ぎ、ホテルをそそくさと出発してやってきたのは桂浜に向かう道中なんだけど今までに通ったコトない道だからこのへんの人々の生活道路なんじゃないかな。
その道路にある大きなホームセンターの広い駐車場の片隅にある「味自慢・うどん」「高知のとれたていっぱい食べてね」と書かれた幟があるスペース。
そこが三里うどん本舗の駐車場になっているようでそこから少しだけ歩いた坂道にお店がある。
ここは讃岐ではないがさすが四国のうどん屋はとんでもない場所にあるもんだ。
店舗は工務店かなにかの横を改装したプレハブみたいな雰囲気だ。
しかし午前7時からの営業とはかなり凄いがこのあたりにあるトラック基地みたいな人々にそういう需要があるのかもしれない。
店内はおばちゃんがひとり。
壁に貼ってあるメニューのなかから釜たまうどんを注文すると（息子は大盛り）奥か大将らしき方が粉だらけのうどんを持って入ってきたのはこちらで製麺もされているのだろう。
もしかしてこの日は自分らが最初の客だったかもしれないが茹で時間がかなりかかった。
旨いうどんが食えるのならなんぼ待たされても全く問題ないのだが・・・（笑）
茹で上がってからは完全セルフ方式でうどんと引き換えに料金を払ってネギとショウガも自分で乗せる。
三里うどん本舗の釜たまうどん500円。
これにだし醤油がついてくる。
うぬぬぬ～～麺好き日本人ならテンションのあがるこのビジュアル！！
まさか讃岐ではなく高知でこれが拝めるとは思わなかった。
さてさっそくタマゴを溶いて混ぜる混ぜる！！
すると最初に泡だってきてそこに濃くならないように注意しながらだし醤油注入。
好みの濃さに少しづつだし醤油を足して調整する。
和製カルボナーラとはよく言ったもんだ。
ホントに熱がタマゴに伝わってだんだん固まってくるこの半熟状態がたまらずに美味い。
うどんはどちらかというと「女麺」でぬるっとした食感が朝飯には特に心地よい。
食べ終わったらセルフの店らしく容器をカウンターに返すのがお約束だ。
本場香川讃岐に比べれば少々高いがそれも場所柄を考えれば仕方ないのだろう。
しかし高知市での麺食いの朝食ファーストチョイスはこのうどんで間違いはなかろうて（笑）
