らをた広島

食べ歩きブログ

高知で幕末の志士の勉強

こうちー1
基本的に自分の場合高知で何がしたいかっっていうとそりゃもう清水さばの刺身を食べたいからって一点に尽きる。

高知県土佐清水市は、足摺岬で知られる四国西南端の町です。太平洋に面し、すぐ沖を黒潮が流れるため漁場に恵まれ、県下でも有数の漁業の基地となっています。近くに全国的にも知られたサバの漁場があり、一年を通じて〈立て縄〉によるサバ漁が行われます。
 その水揚げの中心になっているのが高知県漁業協同組合清水統括支所です。この土佐清水市漁協に水揚げされた脂の乗りのいい高鮮度の【ゴマサバ】を【土佐の清水さば】と認定、ほかのサバと差別化し、ブランド化しました。
足摺を中心とする近海は、潮の流れが速いうえに餌が豊富で、身の締まったうまいサバを育てるのにピッタリの条件を備えています。
 周年漁獲されますが、特に秋から冬にかけて漁獲されるサバはトロのような脂が乗り一層おいしく、刺身として最高です。
1本で600g以上の重さのものだけが、「土佐の清水さば」という名前で出荷できるんです。」

こうち11
同行している息子にはそれだけではなくもう一つ高知に行く目的があって元々幕末の志士に興味があったのでそのゆかりの建物を訪ねてみたいらしい。
こうち01
そこで今回はまず最初に高知県安芸郡北川村にある 中岡慎太郎館に行ってみた。
とにかくど田舎にあるのだがおそらくはこの中岡慎太郎館のためにつくられたと思われる 北川奈半利道路が凄い。
基本的に国道493号線なのだが実質高速道路で連休の昼過ぎだったが全長5kmに渡って同方向車、対向車とも皆無でアウトバーンかと思ったし、夜に走るとさぞかし恐ろしい道路になることが容易に想像される。
こうち02
だけど目的地の中岡慎太郎館にはクルマがけっこう止まっていて入場者もけっこう多い。
入場料は500円なのだがJAF会員証提示で400円になるのは嬉しい。
こうち03
館内部は写真撮影許可と禁止の場所があるのだがなかなか凝っていて楽しい。
中岡慎太郎の一生を丁寧に写真と展示物で教えてくれる。
こうち04
日本史に詳しい息子は食い入るようにこれらの資料も読み漁っており自分はそんなにわかっていないので動画での説明をそこらへんのガキと一緒にみてなんとなく納得していた(笑)。
こうち05
次に向かったのは安芸市にある岩崎弥太郎生家跡。
ここも信じられないくらい田舎だ。
今でもそうなのだから幕末だったらど田舎にも程があるってくらいの場所だったろう。
こうち06 こうち07
三菱の創始者でもある岩崎弥太郎のこの生家は今でも岩崎家が所有しており個人のものながら無料で見学できるようになっておりおそらくは故郷の安芸市への恩返しをされているのだろう。
こうち08
こうち09
その岩崎弥太郎生家から少し離れた上江ノ川公園にあの有名な岩崎弥太郎像が立っている。
これはさすがに自分でも知っているのだがこうなったら三菱のちからを借りて岩崎弥太郎記念館でも作ったら観光の目玉になるだろうに。
こうち10
高知の中心にある商店街にもこんな大きな垂れ幕までかかっているし坂本龍馬だけじゃなくそれぞれの幕末の志士にもファンがいることだろう。
こうち12
こうち15
そうは言っても高知のスーパースターはやっぱり坂本龍馬であることには変わりなく今回初めて 高知県立坂本龍馬記念館に行ってみた。
息子と一緒じゃなきゃ一生来なかったかもしれない。
こうち13
こうち14
この記念館前にどどーんとあるのが「シェイクハンド龍馬」。
手をつなごう!シェイクハンドぜよ!!と書かれた看板をバックに握手を求める龍馬像はなかなかインパクトがあって多くの観光客が記念写真を撮っていた。
ここでもJAFカード提示で入場料500円→400円なのは嬉しかった。
こうち16
内部は基本的に撮影禁止でこのリアル龍馬像だけは撮影オーケーだったがさすが坂本龍馬の資料や展示物の数、質ともに圧倒的でゆっくり観ていたら2時間位あっという間に過ぎ去るだろう。
ここの出口にあった「何県から来ましたかアンケート」で大阪に次いで広島が2位だったのには大いに笑えた(笑)
とにかくひたすらこの幕末の志士路線で押しまくる高知県なのだったが近代史の勉強には良い機会だと思われる。