山藤花(三次市南畑敷町)和風スープの醤油らーめん
三次市のメインストリートから少し入った場所にある 山藤花。
これはちょっとわかりにくい場所になるんだろうな〜。
ただし店舗の横には未舗装ながら大きな駐車場がある。
これなら大きなクルマでも全然問題なさそうだ。
しかしなんというか完璧なプレハブの建物。
まさにどっかからトラックに乗せてそのまま持ってきたようなそんな印象を受ける。
11時にここに着いたのだがまだ開店していない様子。
しbらく表で待っていたが11時15分くらいになったので中を覗いてみたら大将が一人で準備しておられて「もう少しだけかかる」とのこと。
なるほどそうなのか〜と思って再び外に出ようかとしたら店内に入れてもらった。
なんとか準備ができたようだけどなんだか押しかけ女房みたいで申し訳なかった(笑)
外から見るより内部はプレハブっぽさは全くなく普通の食堂のような感じ。
カウンターとテーブルがあって大将にテーブルに通された。
テーブルにはメニューって物はなく壁にかかってる白板がどうも全メニューのようだ。
「和風スープ」と「動物系スープ」というラインナップにそれぞれ「醤油」「塩」「味噌」とあるようでココは初訪麺だからメニュー筆頭の和風スープの醤油らーめんをお願いした。
しかし動物系醤油らーめん600円に対して和風スープの醤油らーめん900円ってのはけっこうな価格上昇ではあるわな。
少し待ってからきたねー!山藤花の和風スープの醤油らーめん900円。
ほのかに魚介の香りがしてくるがベースはおそらく鶏なんだろうな〜。
麺はナント平打ち麺。
こんなところに尾道の影響があるんかいな(笑)
この麺ってものすごい勢いで伸びていくのが欠点なんだけどこれだけ固めに茹でてあれば歯ごたえは楽しめるわな。
ちなみにこの柚子胡椒も同時に提供され好みで入れてみてくださいと説明される。
しかし「個性的」という意味ではこれほど個性的なラーメンも自分は初めてで平打ち麺から始まってチャーシューの上に乗っかってる黄色いのは香味ネギなんだけど知らずにこれだけ食べると塩辛い。
もちろん青ネギも入っているのだが経験のないほどの歯ごたえのほとんどないグニャグニャのメンマに大量の刻み海苔になぜかフツーのゆで卵(笑)
大振りなのが3枚も入ってるチャーシューはかなり塩辛くこれはいくらなんでもちょっとやり過ぎでこのチャーシューを食べると和風スープの味がぜんぜんわからなくなってしまった。
だからってわけじゃないがここで柚子胡椒を投入。
これでかなり味が落ち着いたのでなんだかホッとした。
麺の量も思ったより多くお腹いっぱいになったのは嬉しかったが結論から言えばこれで900円はやっぱり高いわ。
いろいろギミックがあって確かにオリジナリティがあり面白いのは認める。
だけど「和風スープ」と謳う圧倒的優位性をあまり感じないのは残念だ。
平たくいえば「洗練度」ってことになるのかもしれないがラーメンもなかなか奥が深いよのぅ〜。