あのザ・ラーメンの復刻版ラーメンが食えるお店と聞いてやってきた。
ザ・ラーメンはかなり前に一度だけ食べたことがあるがスープがかなり濃厚で美味かったのを覚えている。
ここ鉄板食堂 バレーナはその名の通り通常は鉄板焼屋なのだが日曜日の夜だけ「広島ラーメン十五屋」となってザ・ラーメンのレシピを継承しているらしい。
鉄板食堂 バレーナたる広島ラーメン十五屋の元祖花びらチャーシューメン1280円。
なんともはや壮絶なルックスだ。
二郎系ならモヤシが山積みになっているがこれは丼からはみ出した一面のチャーシューの存在感が凄い。
麺をほじくり出してみるとまあ一般的なストレートではるし食べてみるとザ・ラーメンとちょっと・・・いやかなり違う気がする。
インパクトあり過ぎるチャーシューは一応置いておいてラーメンとしての素性を調べ始めたがトンコツ醤油というよりも九州系に近いのかもしれないがいずれにしてもスープ・麺ともに弱い印象だ。
ここまでチャーシューが突き抜けているのは幻のラーメン亭のスペシャルチャーシューメン以来だがこのチャーシューの塩加減がスープより強いのでますますラーメンの存在感が希薄になってくる。
スープの下からキクラゲが出てきて広島ラーメンというにはちょっと無理があるような気がする。
とりあえずチャーシューを最初に全部やっつることにしてがんばって食べているがさすがに後半はかなりきつくなる。
この日は猛暑日だったが店内のクーラーの効きが弱くお客は全員備え付けのウチワで扇いでいるが自分も暑さでフラフラになってきた。
スープは飲まない(飲めない)作戦にしていたのでこれは残ったが麺とトッピングはどうにか食べ終わった。
最終的にはチャーシューの塩分がしかわからなくなってしまったのは残念だ。
もうええ歳ぶらさげてこういうチャレンジはしないほうが身のためだと思い知ったのだった(涙)