『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも登場した人気キャラクターで、美女戦士ワンダーウーマンを主人公にしたアクション。
女性だけの一族出身で男性を見たこともないプリンセスがたどる運命を描く。
ワンダーウーマンを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズなどのガル・ガドット。
『スター・トレック』シリーズなどのクリス・パインらが共演し、監督は『モンスター』などのパティ・ジェンキンスが務める。
イスラエルでの兵役経験もあるガルの本格的なアクションに期待。
人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたワンダーウーマン(ガル・ガドット)は、自分が育ってきた世界以外の環境を知らず、さらに男性を見たこともなかった。
ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロットと遭遇。
彼を救出したことをきっかけに、ワンダーウーマンは身分を隠して人間社会で生活していくことにする。
ワンダーウーマンってスーパーマンの単なる女性版だと思っていたがちょっと違った。
普通この手のコミックヒーロー物は大体現代劇ではあるがこれは第一次大戦中と言うことは今から100年くらい昔の欧州が舞台と言うのがミソだ。
そうなるとワンダーウーマンの敵はドイツ軍ということになるがそれだけじゃ相手にならないのでラスボスに化け物みたいなのが出てくる。
戦場にアミコミヒーローが現れたらどうなるか?みたいな発想は新鮮でCGを駆使された迫力あるシーンはこの映画最大の見どころだろう。
主役のガル・ガドットはイスラエル出身と言うことでユダヤ人なのかもしれないが黒髪に目力非常に強く印象的な女優さんだ。
ストーリーは比較的カンタンではあるが現代劇にせず戦時中にした事で幼稚なおこちゃま向けにならずに済んでいる。
最後には続編を仄めかすような終わり方だし予想していたよりずっと面白かったから一気に続きを見る事にしたのだった。