ここは島根県松江市の繁華街にあるビルの一階にある地鶏鍋料理のお店。
実は去年から息子がここ松江市に転勤になったのでいつかは訪ねようと思っていたらコロナの緊急事態宣言だの蔓延防止宣言だのわけのわからん規制を県がやるもんだから延び延びになっていたのが解除されてやっと来れたというワケだ。
店内は禁煙なのか他のお客さんはお店の外でタバコを吸っている。
島根県のヒトもコロナを怖がっているのかと思っていたが少なくともこのお店では無意味なマスクなんてせず、ごく普通に地元の酔っ払いが楽しそうに大声で話していてホッとした。
基本的に地鶏のお店のようでタタキや刺し身があってレバ刺しみたいなのも新メニューとしてある。
このお店は年配の男性が二人で切り盛りされているようだ。
メインメニューの赤鶏鍋は一人前1180円で二人前から注文できるのでこれを注文して生ビールで息子と乾杯。
ようやく最近ビールが苦くなくなってきた息子と居酒屋で呑むビールはやっぱり格段にウマい(笑)
ニラがどっさり入った赤鶏鍋だが迫力満点でこれが煮えるのを待たなきゃならん。
タタキ660円。
鍋を待つ間にこういうメニューがあるのは助かる。
生レバーかと思ったら低温調理されているそうで半生レバーとでも言えばよいのかわからないが、食べた感じは生レバーそのものだ。
鶏も具もウマいのだが特筆すべきはこの鶏のダシで余裕でこれだけでもゴクゴク呑めてしまうほどの旨さがあって当然煮てると減るのだがこまめにこのダシを追加しに来てくれる。
第一陣がすっかりなくなったのでここでもう2人前のお代わりをお願いしたらこんな感じでドサッと具が放り込まれた。
煮えるのを待っている間に注文した手羽先(値段忘れた)。
これも柔らかくてウマくてビールにピンズドなのよ!
〆はなんとラーメン2玉360×2=720円。
そりゃこの上質な鶏スープでやるならラーメンだろう!!
小鉢に入れて食べたのだがカエシがないからかラーメンとしてはもうひとつながら酔っ払いの〆なんてもう味なんてよくわからない(笑)
それにもうお腹が一杯で苦しいくらいで半玉も食べられなかった。
残りは全部息子の腹の中に消えたのだが二人でこれだけ食べて自分は生ビール5杯くらい息子は途中から酎ハイにしていたがけっこう呑んで全部で1諭吉くらいだったので、この内容だったら大満足だ。
お店のヒトに代行運転をお願いしたら業者を呼んでくれて息子の家まで連れて帰って貰ったのだった。
いやいや松江で鶏を食べるとは想像だにしていなかったが息子の推薦のお店、かどや、なかなかの旨さだった。