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キングダム

時代劇とゾンビスリラーという異色の組み合わせを実現させ、Netflixで人気シリーズとなっている韓国ドラマ「キングダム」。

すでにシーズン2まで配信されており、7月23日には、シリーズ初のスペシャルスピンオフドラマ「キングダム:アシンの物語」が配信開始となる。

大きな局面を迎えたシーズン2を経て、新章ともいえるシーズン3に向け、さらなる盛り上がりを見せるであろう「キングダム」のあらすじやキャストを紹介する。

李氏王朝。

王が病に倒れたといううわさが国を揺るがす中一人息子である世子は真実を確かめるため王に会いに行こうとするも若き後妻の王妃が立ちはだかる。

王宮に潜む陰謀を暴こうと世子は旅へと繰り出すが、感染者を化け物(=ゾンビ)に変える疫病がまん延していることに直面し王の病との関係を探るためそして民衆を救うため立ち上がる。

ゾンビ時代劇とはまた突飛な事を考えたもんだ。

土葬の国なら死人が生き返るゾンビは確かに怖かろうが火葬の国ではそもそもゾンビという概念が生まれにくい。

だからこれ迄アジアではゾンビモノというジャンルは手付かずで来たがここへ来て韓国が映画新感染 ファイナル・エクスプレスで一発当てて味をしめてしまった。

それで今度は時代劇だとキングダムシリーズでまた当たり#生きている、Sweet Home -俺と世界の絶望-そして最新の今、私たちの学校は…に繋がるのだろう。

ゾンビモノはどうもロードムービーになりやすいのかこのキングダムも主人公が彷徨う展開になっていく。

ゾンビモノなのでけっこうグロい表現もあるのだがこれが無いと説得力がないのである意味このグロさが売りなのだろう。

どの作品でもゾンビには一定の行動規則があるのだがコレではどうも夜だけ動けるというのがミソのようで噛むことで感染し首を跳ねるか焼くと死ぬという設定だ。

どうでも良いがウォーキングデッドのゾンビは文字通り歩いていたが韓国のゾンビはどの作品でもとにかく全力疾走しているのは何が訳でもあるのか?(笑)

ウォーキングデッドなどもそうだがゾンビドラマのパターンとして最初はゾンビの恐ろしさを描いて途中からはゾンビは脇役になって人間同士が戦い出すというのが多いがこのドラマもそれを踏襲している。

ある意味ゾンビを利用しても権力闘争とは人間と言うのはどこまで行っても欲深いもんだと改めて思わせてくれる。

韓国ドラマの常だが今回も悪役はいかにも憎たらしい上手い役者が笑わせ役にもちゃんとした俳優何人かでやっていてコレはドラマを面白くする大事なポイントだ。

韓国時代劇の特徴は王家が絡む事が多いがこのドラマも王の息子たる世子が主人公だ。

ゾンビに追われてドンドン場所を移動して行くのでゾンビ作品によくあるようにこれもロードムービーになっている。

ゾンビが休んでいる昼間は人間と夜はゾンビと戦うのでいつ寝ているのかと心配になるのは「今、私たちの学校は…」と同じだ(笑)

本当に久しぶりに韓国時代劇観たが昔は照明がわざとらしかったがこのドラマはちゃんとロウソクのようなあの時代のリアルな照明を採用していてココらへんも格段と進化している。

多少の誤差はあるがCM無しエンドロールカットで1話40分程度で6話だからそれこそあっという間に見終わってしまった。

最後の最後にゾンビの謎が明かされマジかーー!というタイミングでシーズン1が終わる。

こんなもん止められるワケもないので続けてシーズン2に突入することにした。