今年の3月に開店直後にお邪魔して以来になる。
正直あの時はそれほど良い印象がなかったが最近になってかなり改良されているという噂を聞いてしまったので確かめに来たというわけだ。
元々はラーメン横丁だったようだが今は居酒屋長屋みたいになっていてレトロな雰囲気が漂っている。
その一番奥のテナントでランチ営業はここだけなのですぐにわかった。
表にも書いてあったが入店してカウンターに座ったらまずは伝票に注文と好みを書いてスタッフに渡してその時にお金を払う前金制だ。
お水も最近多いセルフ方式でもう慣れたのでなんの問題もない。
ちょっと待ってからキタヨ!!ラーメン 幸一郎の汁なしラーメン麺200g野菜ニンニクマシ1000円。
以前はキャベツが目立っていたが今回はいわゆる二郎系の典型的なスタイルになったようだ。
あとチャーシューが塊だったのがほぐしタイプに変更されている。
麺もかなり太いのに変更されているようでやっぱりこの手のラーメンはこういうゴワゴワ麺じゃないとそれらしく感じられない。
汁なしの二郎系は初めてなのだがなるほど底に濃度の濃いスープとタレが入っていて油そばというよりぶっかけうどんのようなスタイルだ。
このスープと言うかタレのパンチもなかなかあって確かに以前の弱々しさは払拭されているようだ。
前回、一番心が折れた硬チャーシューだが今回は量こそ減ってしまったがしっとりしたタイプになっていてここらへんの違いはハッキリとしている。
この内容だったら麺200gでも余裕でやっつけられる程度だし汁なしにしたおかげで汗だくになることもなく味を楽しみながら食べることが出来た。
二郎系のラーメンはどうしても後半になるとやや食べ飽きてしまうのだがここも例外に漏れず持て余し気味になってしまったのでピリッと辛い味変が恋しくなる。
それでもしっかりと完食。
スープと言うかタレはちょっと塩分濃度が高かったので呑むのは止めておいたが味は悪くなかった。
確かに以前とまったく違うラーメンであるかのように進化していてこれだったら二郎系専門店としてじゅうぶんに勝負なると思ったラーメン 幸一郎の汁なしラーメン野菜ニンニクマシだった。