らをた広島

食べ歩きブログ

笑う門には福喜多る(中区)つけそば

笑う門には福喜多る

ここは基本的に喜多よしという居酒屋さんなのだがお昼は別の屋号でラーメン屋さんをやっているというユニークな業態のお店。

以前から面白いつけ麺をやっているとの情報を見ていたのでぜひ一度来てみたいと思っていた次第だ。

長い階段を登って2階に上がるとかなり広い店内に案内された。

ラーメンもあるようだがここは麺の種類が豊富なつけ麺をお願いしたがさすがに餃子の皮のような極平麺は苦手なので「平麺」「麦麺」の2そばの吊るし炭焼きチャーシューセットを注文した。

テーブルに置いてあるのは「煮干し入りの酢」と「唐辛子入りの酢」があってこれで後半に味変を楽しむと良いと説明してある。

さてちょっと待ってからキタヨ!!笑う門には福喜多るのつけそば二そば吊るし炭焼きチャーシューセット890円。

昆布水に浸してある麺だが最初は麺のまま食べるように勧められたのでそうしてみたが正直取り立てて驚くような事はなかった。

今度は平麺と麦麺をつけダレに浸して食べることにした。

個人的には冷たい麺を熱いつけダレに浸すタイプのつけ麺はもう少し麺に太さがあってコシを楽しみたいところだがそういう類ではないようだ。

吊るし炭焼きチャーシューはかなり脂身が多くコッテリしているのだがこれはなかなかにウマいがな。

ただ最初に冷たい状態で出てくるのでつけダレに放り込んだがつけダレの温度がかなり下がってしまったのは残念だ。

つけダレ自体もそれほど目新しいことはなくドロっと高粘度で悪くはないがあまりにありきたりで印象に残らない。

途中でテーブルに置いてあった酢をあれこれ入れてみたがまあこれもよくある味変であっさり変化したのは嬉しい。

最後は残った昆布水をつけダレに入れていわゆるスープ割にすることにした。

まあこれも完食には至らなかったが店内のサービスとかは心地よくじゅうぶんに楽しんで食べることができた。

ただ麺に三種類も必要かどうかは別にしてもう少しこのお店ならではのオリジナリティがあったら嬉しいと思った笑う門には福喜多るのつけそばだった。