らをた広島

食べ歩きブログ

三代目 仙八来々軒(中区)チャーシューメン

三代目 仙八来々軒

2年前のここのお店の開店当初にお邪魔した事があるがあまり良い印象を持たなかったのだが、経営者が変わってラーメンも変わったと聞いて久しぶりにやってきた。

駐車場はないので近隣のコインパーキングにクルマは入れて歩いてやってきた。

公式サイトにGWも通常通り営業しているとあったので行列になっているかと心配したが意外にもそこまで混んでなくホッとした(笑)

入店すると出迎えてくれるのは自動券売機。

これで以前と同じチャーシューメンの食券を買ってカウンターに座った。

今の三代目 仙八来々軒はその呉にあったころのイメージとは違って若い女性二人が切り盛りしていて接客も柔らかく、昔の呉の仙八来々軒を知っている身としては隔世の感がある(笑)

ちょっと待ってからキタヨ!!三代目 仙八来々軒のチャーシューメン950円。

開店当初の三代目 仙八来々軒のチャーシューメンと全く違うルックスにまず驚いた。

麺は昔と同じモサモサした食感の独特なやつで最近ではこういう古いタイプの麺になかなか出会わないのである意味新鮮ではある(笑)

三代目 仙八来々軒になって最初の頃はチャーシューはたくさん入っているだけって感じだったが今回はちゃんと演出されていてやはり見た目もウマさの一部だってことなのだろう。

呉の頃のメンマがどうだったか忘れてしまったが三代目 仙八来々軒初期と比較してしっとりとしたのに大きく変わっている。

それ以上に変化したのはスープでただ単に高濃度でドロっとた天一の出来損ないみたいだった三代目 仙八来々軒初期と全然違って旨味が全く別物になっているのに驚いてしまった。

以前はモヤシが幅を利かせていてうるさくて邪魔だったがしっかり整理されて今回は完全な脇役にしているのも正解だ。

ワカメもしっかりと処理されていて生臭さはまったくなくなっているし確かに三代目 仙八来々軒のラーメンは完全にリファインされているようだ。

そう言えば昔、呉で食べていた頃はコショウを入れていたような気がしたのでさっそくやってみたが確かにこの手のオールドスタイルラーメンにはよくあっているようで面白い味変になってくれる。

だから後半更にコショウを追加してピリ辛にスープにしてしまった。

以前は途中から完全に食べ飽きて特に後半はスープを持て余して困ったのだが今回はかなり余力を残してスープまで完食。

このデキだったら呉出身者としてここが呉発祥のラーメン屋と胸を張れるとちょっと嬉しくなってしまった三代目 仙八来々軒のチャーシューメンだった。