この辺りは一般的に「高陽町」というのとばかり思っていたのだが実際には「高陽町」という地名は地図上からはもはやなくなっているらしい。
駐車場は1台横に入れられるようになっているようだが道が狭いので運転に不安がある場合はコインパーキングに入れたほうが無難だ。
開店時間少し前に着いたがもう数人の待ち客がおられたのでお店の場所はすぐにわかった。
開店時間になり2人だったのでカウンターに通されたが基本的にワンオペのようで若い大将が頑張っている。
メニューはスタミナラーメン一本でこれにごはんと温泉たまごがあるだけというシンプルさだ。
チョット待ってからキタヨ!!麺屋七竈のスタミナラーメン(麺小135g)2辛900円。
辛さは0から4まであって基本が2辛だと書いてあったのでこれに即決。
これにごはん50円(100円だと食べ放題になる)をセルフで持ってきた。
これもメニューに「ごはんにあうラーメン」がコンセプトと書いてあったのでそれに従うことにした。
麺は二郎系かと思うようなゴワゴワした食感の極太麺で、なるほどまあこの手のラーメンにはこれくらいの個性的な麺じゃないとスープにパワー負けしてしまうのだろう。
よくあるラストにライスインではなく、ごはんにあうラーメンというのは理解できてラーメンをオカズにごはんを食べるという不思議な体験をしてしまった(笑)
辛いほうが好きなので標準の2辛は物足りないかと心配したが全然そんなことはなくむしろ不用意に食べたらむせるほどの辛さで個人的にはこれくらいが丁度よい。
っていうかこれくらいの辛さがないとご飯のオカズにはならないかもしれない。
ニンニクとおそらくショウガも入ってると思わえるパンチのあるスープだけど決してジャンクな印象ではなく全体をよく計算されていると感じる。
玉ねぎに豚肉が凄くあっていてウマいが欲を言えばニラがもう少し入ってくれるかオプションでニラ増しできたら嬉しい。
後半にはいるとやや食べ飽きてくるがそこにご飯があると口の中をリセットしてくれるようでこれは意外な効果がある。
麺小でもご飯がセットなのでラーメン自体にけっこうな量があってお腹はパンパンになったのでスープまで完食とは至らなかった。
広島ではあまり食べられない種類のラーメンはよくデキているのだが有料のごはんがややべっちょりしているのはいただけない。
最初からご飯がついてくるのならこのままでも良いかもしれないが、あくまでも有料にするのなら要改良だと思う。
まだ開店したばかりなのでこれからの伸びしろも含め楽しみになった麺屋七竈のスタミナラーメン小2辛とごはんだった。