らをた広島

食べ歩きブログ

粋仙(宮崎市)チキン南蛮

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JR宮崎駅から少し歩いた場所にある粋仙
駅の近くなのにこのあたりには何もないような感じの場所だ。
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その理由はこの店の立地がモロに鉄道の高架下にあるからだろう。
変な話、ここまで見事に文字通り「高架下」にプレハブのような一軒家があるのも珍しいと言うより初めて見た。
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実はこの店に当日予約をしたのだが生憎もう満席だったが店員さんが気を利かしてくれて「テラス席で宜しければご案内できますが・・・」と云われたのでまあそれでも良いかと判断してお願いすることにした。
だけど一応足元に小さな電気ストーブあるけどホンマに文字通り吹きっさらしのテラス席ではいくら南国宮崎とはいえ2月の夜は寒いのなんの(笑)
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注文した生ビールもゴクゴクとは飲めまへんで(笑)
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こりゃ食べたいものを一気に注文して短時間で退散したほうが良さそうだとばかりに注文開始!
基本的にみやざき地頭鶏には2種類あって味は本格派だけど固い親鳥と味は少し落ちるが柔らかく万人向けの若鶏だ。
この両方のもも焼きを当然のようにお願いした。
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さっそくでてきたのは親鳥のもも焼き1080円。
炭火焼きだからかホントにみやざき地頭鶏は真っ黒になってでてくるのが本物らしい。
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確かにこれは噛めば噛むほどって言葉のように旨味が押し寄せてくるけど自分にはやっぱりかなりツライもんがあるもの確かだ。
正直固くてインプラントがひん曲がりそうだが宮崎県民はそれほどまでに歯が強いのだろうか?
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少し遅れてきたのは若鶏の地頭鶏1450円で値段が高く旨味は少し落ちると云われてもやっぱりこっちのほうが楽しく食べられるのは確かなようだ。
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このお店のオススメの揚げたて飫肥天(おびてん)。
平たく言えば宮崎のさつま揚げで魚のすり身で出来たカマボコを揚げたもの。
さつま揚げとの違いはよくわからなかったが揚げたてを食べるってなかなかない経験だからコイツはビールには最高に合うわな・・・寒いけど(笑)
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そしてどうしても外せなかったのがチキン南蛮800円。
どうやらここのチキン南蛮はタルタルソースがどっさりかかったタイプのようでこれはこれでなかなかいけるやん。
甘酢はやっぱりトロミなんてついてなく少量だけど酢が強くけっこうな酸味がある。
地頭鶏も悪くないが「宮崎ならでは!」という食べ物と言う意味では個人的にはやっぱりこのチキン南蛮にまさる物が今回は見つからなかったってのが本音かな。
おまけにこの粋仙は寒かったから30分も居なかったが大人二人で腹いっぱい食べて5000円と相当安いのも魅力だ。
予約がなかなか取れないっていうのも頷けるわな〜。