![みたけ - 1](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/5/7/57343a41.jpg)
【商品名】三岳 原酒
【メーカー】三岳酒造㈱ 〈鹿児島〉
【アルコール度数】39度
【容量】720ml
【原材料】さつまいも、米こうじ(タイ産米)、(米こうじ好適米)
【造り】白麹・常圧蒸留
![みたけ - 5](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/4/4/44d70488.jpg)
以前レギュラーの三岳を呑んだが今度はその原酒を手に入れた。
通常の三岳が5号瓶で1000円程度なのに対してこの三岳原酒は4号瓶で2500円程度とかなり高価になっている。
![みたけ - 2](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/0/8/087c3352.jpg)
原酒とは・・・
「「原酒」とは、蒸留後に水や他の焼酎を一切混ぜず、かつアルコール
度数が36度以上のものを言います。すなわち蒸留したての焼酎のことです。
出来立ての原酒は、麦焼酎や米焼酎の場合は43〜44度、芋焼酎の場合は37〜38度が一般的です。
数種類の原酒をブレンドした後、割り水を加えアルコール度数を25度前後に調整してレギュラー酒となります。
原酒はアルコール度数が高いため、味は荒々しく、独特の強い香りや
クセがあり、飲んだ時に迫力があります。
しかし、焼酎の個性そのものが凝縮されていてレギュラー酒とはまた
一味違う魅力があります。」焼酎紀行から転載。
![みたけ - 3](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/d/d/ddb52590.jpg)
要は蒸留したそのままの焼酎の事で一般的に「焼酎」として売られているのはほぼ「水割り」状態だと考えるのが正しい。
当然濃度が濃い分、アルコールも旨味も凝縮されているハズである。
![みたけ - 4](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/5/2/52e30df4.jpg)
しかし島のほとんどが峻険な山地で米も芋もほとんど収穫できない世界遺産・屋久島、そのため種子島や鹿児島本土から米や芋を船で取り寄せなければならないのにもかかわらずあえて蔵を屋久島に置く理由はその「水」が素晴らしく良質だから。
この三岳原酒にもきっと屋久島の水は大きな影響を与えているのだろう。
![みたけ - 7](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/4/1/413561c5.jpg)
アルコール度39度っていったら氷点下39度くらいまで冷やしても凍らないってことになるので迷わずそのまま冷凍庫にぶっこんだ。
![みたけ - 6](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/0/d/0dc7cd5b.jpg)
キンキンに冷やした状態をストレートでいただく。
これをパーシャルショットと言うらしいがなんとも素晴らしい薫りと味よ。
![み - 1](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/b/a/ba5516b0.jpg)
39度もあるアルコール由来の刺激は皆無でそのかわりガツンとくる甘みと濃厚な旨味とそこからスッと喉に落ちていく時のキレは得も言われぬ快感で、もはや通常の三岳では物足りなくなるのは必定。
こんな上等な酒が2500円なんて逆に安過ぎてて有難いとしか思えない。
三岳原酒、恐るべしと舌を巻いた夜だった。