広島・中国醸造蔵開き
先日廿日市市の広島・中国醸造で蔵開きがあった。
自分は初めてだったが事前に告知されているからか、毎年恒例なのかわからないが開始時刻の朝10時に着いたがもうかなりの盛況だ。
表玄関にある直売店の前で待ち合わせてさっそく中へ。
入場無料なのだが受付でスタンプラリーの用紙と日本酒の蔵見学の予約表を貰った。
まず最初に取り敢えずは腹ごしらえとばかりに目の前にあったソバの行列に並んだ。
そもそもはあの高橋邦弘名人が蕎麦を打つ予定だったのだがどうやら来られなくなったようでお弟子さんのみやじま達磨さんの蕎麦のようだ。
自分は蕎麦に詳しくないのでよくはわからないが個人的な好みで言えば以前の達磨のそばのほうが好きだったように思う。
それにいつも思うのだが700円で明らかに量が足りないソバを腹いっぱい食べていたら非常に高くつくのもなんだかのぅ〜。
取り敢えずそば湯もまで飲んで小腹は黙ってくれるくらいになったので満足だった。
次に中国醸造の広い敷地内をうろうろすると露店がたくさんあって肉の焼いたのを食べたがこれは同じ700円の世羅牛だったがなかなかよ。
そのほかに豚串もあったようで旨そうだった。
自分は西条名物美酒鍋を300円で買ったが煮詰まったのか水分がほとん飛んでなくなっており、実質炒めモノになっていたのには面食らった(笑)
蔵開きらしく樽の清酒「一代」が振る舞われていたのだがしっかり有料で一杯100円だ。
あくまでも個人的な感想だが昔の「一代」に比べればかなり旨くはなっているは認めるがこういう時は振る舞い酒、一杯限定で良いのでタダにしてくれたら嬉しいのにのぅ〜。
こんな豪快な丸焼きもあって実際に食べてみたがやっぱり柔らかい肉で美味しかった。
さてその後焼酎蔵の見学をしたがこちらはあまり人気がないのか予約をしないでも常時見学可能だった。
自分は蒸留器に興味があったので稼働中だった減圧蒸留器は最新式でこういうのもハイテク化が進んでいるのを実感した。
次は人気の日本酒蔵見学で予約した数名づつのグループに別れてそれぞれに説明役の蔵人が一人ついてくれる親切ぶりだった。
精米から始まって30度以上になっている麹室にも入れてくれて丁寧に説明されるのはありがたい。
かなり機械化が進んでいるが人間の勘に頼っている部分もあることをしっかり説明してもらった。
しかしこんな複雑な過程を経てやっと飲めるのが日本酒だなんてもっと感謝せんといかんのぅ〜。
ま、そんなこんなを勉強してもこうやって呑んでしまうとすっかりそんなことは忘れてしまうのよね〜。
芋焼酎もちょっと高級な日本酒もいただいたが残念ながら全体に自分には合わない酒が多かったのだがカクテル系はさすがにそんなことはなく、コレが一番旨かったかな。
スタンプラリーを完了して最後にくじを引いて「スカ」がでたら貰えるゆず酒。
なるほどこれを実質全員にプレゼントしているのなら振る舞い酒100円もやむを得ないのかな?と妙に納得して蔵を出たのだった。