
広島市と三次市を結ぶ芸備線に沿って走る県道37号線にあるラーメン吉田屋。


完全に山の中のど田舎にポツンと一軒だけ離れ小島にようにあるラーメン屋さん。
さすがに駐車場は数台用意されておりしかもゆとりがあって駐めやすい。

ラーメンはイマドキ珍しい520円からで味噌ラーメンも同額ってのもあんまり見たことがない。
チャーシュー麺でも680円って儲けはあるのかと心配になってくる。


店内はそれほど広くはなく右奥が厨房になっていてそれを囲むようにカウンター、後ろにテーブルがあって出窓テーブル席に近所の知り合いの方々が集まって真っ昼間からわいわい呑んでおられた。

さてあっという間にキタヨ!ラーメン吉田屋のラーメン520円!。
なんとまた典型的な広島ラーメンじゃないの。

これまた昔の中華そばを思い出させる懐かしいストレート麺。
広島ラーメンらしく柔らかく茹でてありまあこういうのもアリだわな。


4分の1カットされた煮玉子じゃなくゆで卵。
520円という値段を考えればこれも考えられないサービスではある。


広島ラーメンといえばこのモヤシが特徴だがシャキシャキとした歯ごたえはやっぱりたまらんのぅ〜。

注目のチャーシューだがこれも脂身が多いオールドスタイル。
それでもややアッサリ気味のスープによくあっている。


メンマも薄味で全体に優しい味のするどっちかというとコショウが恋しくなるラーメンだ。


テーブルコショウを入れようかどうしようか散々迷ったがまあ最後までデフォルトで食べ進むことにした。

欲を言えばもう少しスープにコクが欲しいところだがなんだかんだ言っても520円という信じられないような値段の前にそんなことを考えるのは失礼かもしれない。
どうやら夜は居酒屋のようなお店になるようだが地域に愛されるコミュニティとして機能しているんことが、この日の他のお客の楽しそうな顔を見ているとなんとなく感じられたラーメン吉田屋だった。