焼肉 三甲(東区矢賀新町)ジャージャー麺定食
イオンモール広島府中の近くにある焼肉 三甲。
この看板を見てもわかるようにこのビルの2階はあの元日本人初のWBA世界ミドル級王者・竹原慎二のボクシングジムがある。
ここはその竹原慎二氏の母親がやっている焼肉屋だそうでこの辺りでは有名な焼肉屋なんだそうだ。
夜専が多い焼肉屋にあってここ三甲は火・木・金のみランチをやっているのでさっそくやってきてカウンターに通された。
狙いはラーメンだったのだがこの日のランチの麺類はジャージャー麺定食しかなかったのでこれを注文した。
曜日によってランチメニューが変更になるようで、この日のトップメニューたるもみじ豚ロース定食にするべきだったかな〜と思ったがまあええわ。
程なくしてやってきたよ!焼肉 三甲のジャージャー麺定食820円。
この肉飯の上に乗っているのは豚ロースのようだ。
そしてこっちが主役のジャージャー麺。
どことなく汁なし担々麺を彷彿とさせるルックスだ。
上に乗っている温泉タマゴを潰して食べてみたら優しい味の肉味噌が香ばしくてなかなか旨い。
だけど最初からこのお盆にのっかって提供される「酢」の存在感が半端ない。
それと同時に「お好みでこれを入れてください」と言われた辣油。
要するに油そば風に辛酸っぱく仕上げるってことのようだ。
ほんじゃお言葉に甘えてドカドカっと具入りラー油を投下しその上から酢を3周ほどぶっかけさせてもろたわ。
おおおおお!当然ながら味は激変し優しい甘さからワイルドな辛酸っぱさに変身したがこれがかなりええ感じになってきたのよ。
調子に乗って更なるラー油+お酢爆弾を投下してしまった!!
見た目も赤く変化したがニンニクも立ってきて相当に旨味がアップしているのがわかる。
肉味噌がかなり多めにあるのでこのまま普通に食べると大量に余ってしまうのは確実だということにここらへんで気づいてしまった。
しかしこの肉飯は旨い。
もしかしてこれって相当柔らかくジューシーだけどさっきのもみじ豚ロースなんちゃいまっか?
肉飯としてガンガン食っていたがここで肉だけを食べてご飯を余らせる作戦に変更だ!!
麺がなくなると予想通り肉味噌がこんなにも余ったので迷うことなくライスインを敢行する。
おおおお!タレがしみてるご飯を入れるって反則技で不味くなる要素がひとつもないぢゃん。
まあなんともいえない〆加減がたまらんよね〜。
一粒で二度美味しいってまさにこのこと!!
食べ終わって満腹の満足に浸っていたらなんとコーヒー(ホットとアイスが選べる)がでてくるって820円で至れり尽くせり、涙モノのサービスまである。
「辛酸を嘗める」って言うけど今は辛酸の味付けはうまくやればドハマリするような突破力を秘めた組み合わせになる可能性もあることがジャージャー麺定食で再認識させられた。