Plus Ultra(中区)醤油豚骨ラーメン
最近新しくオープンしたPlus Ultra(プルス・ウルトラ)。
店名の意味がさっぱりわからんから調べてみたら「 ラテン語でもっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進」ということらしい。
場所は横道のかなりわかりにくいことに加え駐車場とかもないのでなかなかディープと言える。
店内はカウンターだけのこじんまりした作りで大将がひとりで仕切っている。
メニューもウルトラシンプルでラーメンとご飯だけだ。
さて少し待ってからキタヨ! Plus Ultraの醤油豚骨ラーメン600円。
この値段でチャーシュー4枚盛りはハッキリ言って嬉しい。
麺を引っ張り出してみるがもうこれは典型的な広島ラーメンに他ならない。
ポイント高いチャーシューは極薄にスライスされていて味付けも旨い。
極薄なので実際に量は多くないのかもしれないが常に麺に絡んで来るようなチャーシュー麺感はなんだか得した気分になる。
麺と一緒に食べるとスープの甘さも手伝って丼に一体感がある。
モヤシもシャキシャキで丁寧な仕事ぶりに交換が持てる。
スープはコクがあって上質なのだがどこかで食べた広島ラーメンという感じがしないでもない。
オリジナリティという観点から見ればどうしても後発店は不利になりやすいのだがこのマニアックな場所柄この手のオーソドックスなスタイルが良いのかどうか自分にはよくわからない。
おそらく誰もが悪い印象を受けないラーメンであることは間違いないのだが、それと同時に特別良い記憶も残らないといった一昔前良しとされた60点主義のラーメンとも映らなくもない。
ま、シロウトがあれこれ語ってもしかたないのだが「もっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進」という店名ならばもう少し攻めて欲しいと感じてしまったPlus Ultraだった。