らをた広島

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ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル



トムクルーズ出演の2011年アメリカ映画。
DVDでみた。
このシリーズの第4弾になるんかな?
ブライアン・デ・パルマジョン・ウー→JJエイブラハムズときて今度の監督はブラッド・バードと言うアニメーション出身の新鋭監督だ。
主にピクサーの作品を数多く手がけてきたヒトのようだ。
出演のトムクルーズもかなり歳のはずだがそれにしても若々しい。
今となってはこのミッション・インポッシブルシリーズが彼の代表作となるのだろう。
因みに自分はDVDも劇場でも吹き替えのあるタイプの作品は必ずと言って良いほど吹き替えでみる。
日本語字幕をチマチマ読むなんてうざったくてやっていられない。
特に最近はさすがに寄る年波に勝てず字を読むのがツラいとも言う(笑)
例外はわけのわからんジャリタレやお笑い芸人が聞くに耐えない吹き替えをやってるとき。
それ以外のプロの声優さんが宛てているときは大概ホレボレするくらい上手く吹き替えてる。
ホンマ、日本の声優さんのレベルには驚かされる。
このミッション・インポッシブル ゴーストプロトコルも例外ではなく相当なもんだ。
話しは脱線してしまったが今回のミッションの舞台はまずはロシアだ。
なお、「ゴースト・プロトコル」とは、元のTVシリーズであるスパイ大作戦でお馴染みの「例によって君もしくは君のメンバーが捕らえられ、或いは殺されても当局は一切関知しないから、そのつもりで。」にある通りアメリカ政府が非合法の秘密作戦に対して一切の関与を否定する、つまりIMFの組織そのものが存在しない物(比喩的に幽霊)として扱うという「取り決め(プロトコル)」を指す。対して、CIAによる正式な諜報活動によって外国政府に拘束された諜報員は合衆国政府がその引渡しの取引を外交ルートでおこなう事になる。
しかしテレビシリーズが原作とは言え毎度毎度よく考えてくるもんだと感心するがこれまでのミッション・インポッシブル3作に比較するとストーリーの練り込みはやや単純か?
ロシアからドバイに舞台は移り世界一の高層ビル、ブルジュハリファをよじ登り駆け下りる例のテレビCMでよく見た場面になるのだがこのリアリティが凄い。
この後インド→バンクーバーを舞台に怒涛のハラハラドキドキ連続だ。
今回も作戦遂行するためにエージェントが使うiPadを始めとする小技の効いた道具や武器も近未来には実用化しそうなのもたくさんあるしこういうのも興味深い。
BMWがバックアップしているのか未来的などえらいクルマもでてくる。
この監督はテンポよく作品に緊張感を与えるのがかなり上手い。
後半はグイグイ引き込まれ息もつかせない。
正直あっという間の2時間と少しの夢物語を魅せてもらえる。
事実興行的にも膨大な収益を叩き出したようだがそれも当然と言えば当然の一発ストレス解消の良質な一本と断言できる。