大手町の一本なかに入った細い道にある麻沙羅。
「まさら」と読むらしい。
もしかしたらインド料理で使われているミックススパイスであるガラムマサラから命名されているのかな？？
店内は縦に細長くまさにウナギの寝床。
手前にテーブル席があって奥に厨房とその横にカウンター。
だけど今風に洒落ておりジャズなんてかかってる。
しかしそれでもここは汁なし担担麺専門店。
となれば入店後即時券売機なのかと思いきゃ店員さんのかなり年配の女性がオーダーに来られたのでプレーンの汁なし担担麺を注文。
大将は若い男性のようだ。
麻沙羅の汁なし担担麺3辛550円。
この肉団子がチョコンと乗ったようなのは汁なし担担麺のなかでは一風変わったビジュアルと言える。
そう太いわけではないが平打されたような扁平な縮れ麺。
これを指示されたように混ぜまくる。
例の肉団子も割って混ぜるというよりは練り込んで行くような感覚になってくる。
汁なしといってもここのは汁が多めだ。
特に最後の方はご飯を入れるの前提なのかタレが余ってくる。
自分はご飯を入れるのがあまり好きじゃないからスープが余らないように汁まみれ担担麺になってしまっている（笑）
そのタレそのものはどっちかというと味噌系のこってりした味ではあるがこれといってここ独自の個性が強いわけでもない凡庸なもの。
今年は汁なし担担麺の第二次ブームとか言われてあちこちに汁なし担担麺専門店が乱立しているがもう少し他との差別化を図らないと近くに個性派が登場した時にキツくなりはないかのぅ～。
