らをた広島

食べ歩きブログ

だし道楽(呉市吉浦町)かすうどん

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広島市から呉市に向かう国道31号線沿いのわかりやすい場所にあるだし道楽
看板に書いてある通りに江田島の二反田醬油という会社がやっているうどん屋
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他にも店舗や自販機がいくつかあるので駐車場はじゅうぶんに確保されておりアクセスには全く問題ない。
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表には大きく「かすうどん」と書いてあるのでここのメインがこれであることは一目瞭然だ。
しかし「かすうどん」って何だ??
「大阪の南河内地域で食べられてきたうどん。だしの中に、細切れにした脂の乗った牛の小腸(ホルモン)を油で揚げた「油かす」が入っており、独特の風味がする。」Wiki引用
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ここは呉のうどん屋ではあるが元々昔からある呉うどんの店ではない。
だからというわけではないが細めのうどんの他に太うどんの2種類がある。
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ちょっと待ってから来たよ!だし道楽のかすうどん(太麺)590円。
自分のオススメは呉名物細うどん仕様ではなく太麺の方だ。
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実は過去に両方食べてみたがこの店の場合は圧倒的に太麺の方が食感に優れ旨いからに尽きる。
まあくったくたのうどんに慣れきった呉の人には最初から伸びたような細うどんが良いのだろうがうどんにコシが欲しい向きにはやはり太麺に限る。
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注目のカス。
ホルモンの揚げ物ではあるが他では得られない香ばしさと独特の食感がごりごりと楽しめる。
ちょっとこってりしたうどんが食べたい時は天ぷらも悪くないがもう少しワイルド感があるこっちも捨てがたい。
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しかししっかりと呉うどんも継承しておりとろろこんぶが浮いてるトコなんてなかなか泣ける。
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なんのかなんのでいろいろ楽しんでいるとあっという間に完食してしまった。
アゴ出汁と呼ばれるトビウオからのダシがばっちり効いておりこれがここのうどんの個性を決定しているのだろう。
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ここの店頭にはこのダシの元が自動販売機で購入できる。
トビウオがまるごと一尾入っているアゴ出汁は一本500ccが650円と安くはないのだが実はこれがなかなかイケる。
新しい呉のうどんの形として躍進していくんじゃないかな。