東洋美人 純米吟醸 槽垂れ 2000円。
周南市の中嶋酒店の年4回完全受注生産・東洋美人頒布会に申し込んでいたのでその知らせが届いたので取りに行ってきた。
槽垂れ(ふなたれ)は「「槽垂れ」は搾りに使う槽から垂れてきたものをそのまま瓶詰めした酒」という意味で槽口直詰、すなわち直汲み(本来蔵元で
しか味わえない濃厚でフレッシュな旨味タップリの酒)ということのようだ。
精米歩合55%の純米大吟醸一歩手前ではあるが中嶋酒店とのコラボで無い限り2000円ではとても飲めない酒ということになるだろう。
冷と熱燗で呑んでみた。
これは紛う方なき東洋美人の味だ。
辛いのに甘くてあっさりしているのに濃いというアンビバレンツな味わいにいつもながら嬉しくなってしまった。
熱燗にしてもその上品さは崩れることなく個人的にはどちらにするか飲む前だけではなく途中でも変更してみたくなって悩んでしまった。
今回から年内あと3回(おりがらみ・低アル夏酒・ひやおろし)の東洋美人を楽しみに待つことにするとしよう。