半年ぶりにここにやってきたのは公式サイトにて新メニューが紹介されていたのでそれ狙いだ。



お店のヨコに屋根のある入れやすくて出しやすい駐車場が3台分用意されているのは珍しいし有り難い。


新メニューはスパイシー藻塩ヌードルとトマト藻塩ヌードルそしてあさり藻塩ヌードルの3種類だ。


今回はトマト藻塩ヌードルの食券を購入してカウンター席に通された。



ちょっと待ってからキタヨ!!瀬戸内藻塩らーめん シオノセカイのトマト藻塩ヌードル850円とパルメザンチーズ。
しかし見たことがない斬新な丼に入って登場だ。
ドドーンと真ん中に陣取るのはデカいチャーシューで麺は全く見えない。


とりあえずチャーシューをどけてやるとやっとご対麺できるのだが注文時に細麺か縮れ麺か選択できたので縮れにした。
麺は本当に激しく縮れていて笑いそうになったが香りといい食感といいラーメンというよりパスタがチラついてしまう。


トッピングはモヤシにネギ、そしてメンマが少し入っていたがこれでかろうじてラーメンのような雰囲気は残っている。



デカいチャーシューは柔らかくてウマいしモヤシ、ネギ、メンマもよくバランスされていてラーメンとパスタの境界線を言ったり来たりの面白い食べ物だ。


さてここで味変を試みるべくまずはコショウを少しだけかけてみたがややぼんやりとした味がビシッと締まってこれは必須だな。


次に一緒にでてきたパルメザンチーズを少しだけかけたが予想通りどんどんイタリアンの風が強くなってくる。
こりゃイカンとばかりにもっとコショウをぶっかけてどうにかこうにかラーメンとして留まらせることにした(笑)


ここでやっと好みの味付けになってくれたようで安心してスープと麺とトッピングが同時に減っていくのが実現できた。


トマトラーメンというジャンルはいろんなラーメン屋さんがチャレンジしているのだが、どうしてもパスタになってはいけない!みたいな縛りがあるのか中途半端なのが多いが、ある意味ここまで開き直ってイタリア風を吹かせてしまったほうが逆にトマトラーメンらしくなるのかもしれない。


まあ細かいウンチクは抜きにしてもなかなかにオリジナリティ溢れる一杯だったので余裕でスープまで完食だ。
個人的にはトマトラーメンの中ではかなり上位に食い込ませざるを得ないと感じた瀬戸内藻塩らーめん シオノセカイのトマト藻塩ヌードルだった。