らをた広島

食べ歩きブログ

岸本食堂(南区大須賀)夜の広島地酒コース

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やってきたのは南区大須賀、いわゆる「エキニシ」と呼ばれる広島駅西側にある岸本食堂
ここらへんはごちゃごちゃしているが最近は小さくて新しい店がたくさんオープンして活気がある。
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今日は事前に電話予約してここで待ち合わせたので2階のテーブル席に通された。
その電話の時に4500円と5000円の広島地酒コースから選ぶのだが一人5000円の方でお願いしている。
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まもなく全員が集まり飲み会開始!!
一杯目だけはビールで乾杯できるので取り敢えず生ビールをお願いした。
この広島地酒コースは料理に合う日本酒をお店で選んでくれて料理と一緒に出されるというシステムのようだ。
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付き出しというか最初のお通しというかこれはビールに合うものが用意されているようでサンマの煮物と豆腐??だったかどちらにしてもけっこう濃い味付けになっている。
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3品目はこういう料理と一緒に黒瀬のこんな日本酒がセットででてきて徳利についでくれる。
なるほどこの日本酒は女性向けの飲みやすいタイプのようで貝類にはよくあうよのぅ〜。
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いわゆるオードブルが終わったのか今度は一気に刺し身の盛り合わせだ。
メインはカレイなのだが地物のタコや1.5センチはあろうかというほどの厚みのブリは食べごたえ満点!!
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そしてこの豪勢な刺し身に合わされるのが寶釼(ほうけん)純米酒
自分の出身地呉の酒のようだが今まで知らなかった・・・・。
さっきのより少し辛さが強いように感じる。
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次はサバの西京焼きかなんかだったと思うが旨い酒と女性たちとの話しが弾んでやや酔っ払って来てしまいこのへんから記憶が曖昧になりはじめているようだ。
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そしてこれには三次市の酒、「燗なら俺にまかせろ。」を熱燗ではなく冷やでいただく。
しかしこの酒は燗にするのがもったいないくらい旨い。
自分は日本酒はよくわからないが全体に甘めの日本酒の連続だがだんだんクセのようなものがはっきりとわかるような順番になっているのかもしれない。
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そして次はチーズのような豆腐のような不思議な一品がでてきたがこれは完全に女性狙い。
そして組み合わされるのは安佐北区可部の旭鳳 特別純米・生 27仕込第一号。
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チーズに日本酒なんて悪い冗談かと思ったがこれだけ真っ当な日本酒なら全然負けてない。
感激していたのだがここらへんから味覚も怪しくなっているようだ。
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トドメはご飯物で巻きずしがでてきた。
寿司なら日本酒はなんでも合うがな!とタカをくくっていたら凄いのが出てきた。
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ラストの日本酒はあのマッサンの実家で有名な竹鶴酒造の清酒竹鶴純米。
これ一度呑んでみたかったんよね〜と嬉しくておちょこに注ぐと山吹色をしておりびっくりしたがガッツリ呑んでみた。
これがね〜かなりクセがあって好き嫌いが分かれそうだ。
なんというかベッコウ飴風味というか独特の風味を持っている。
それぞれの日本酒は大きめのおちょこでひとり3杯くらいあってこの料理のラインナップだからお腹はいっぱいになって一人5千円だからじゅうぶんの元をとっているように感じる。
広島の地酒をおいしく飲むにはこういうようにプロに合わせてもらうっていう手もアリだなと感じた岸本食堂だった。