![もりの - 6](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/a/e/ae45d935.jpg)
原材料 : はだか麦・はだか麦麹(白麹)
内容 : 720ml
種類 : 麦焼酎
アルコール度 : 34%
蒸留方法 : 常圧
貯蔵方法:国産木樽(広葉樹樽)
蔵元 : 四ッ谷酒造有限会社(大分県)
![もりの - 2](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/2/e/2e9ec12d.jpg)
「木樽の香り、木樽醸造ならではの「琥珀色」をした、香ばしい香りと木樽の味わいが絶妙です。」
簡単に言えばあの兼八の原酒を木樽に1年間熟成させたのがこの兼八 森のささやきということになる。
兼八原酒は42度の強烈な印象が今でも忘れられぬがこの兼八 森のささやきはどういうわけは34度ちお少々アルコール度は下がってしまっている。
![もりの - 1](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/c/8/c8c270aa.jpg)
ネットなどでは6500円くらいの高値で取引されている希少な酒だが自分はラッキーにも定価の税込み3240円で入手出来た。
個人的にはこの兼八 森のささやきはぜひとも呑んでみたかったが四ッ谷酒造の公式サイトにも記載されていないのでもう製造されていないものと諦めていたのだがまだ少量ながらあったようで入手出来て感激である。
![もりの - 5](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/8/0/805b1dfd.jpg)
さてこのボトルは兼八原酒と基本的に同じながら完全透明だった原酒と比較してこちらはキラキラしたラメが入っている。
![もりの - 3](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/7/d/7d896237.jpg)
さっそく冷凍庫に丸1日放り込んでからパーシャルショットで楽しませてもらうことになる。
![もりの - 7](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/8/b/8b68c790.jpg)
「里山を育てよう。
大分県の焼酎蔵で共同開発した商品です。
北部九州産のはだか麦を原料とし、創業以来受け継がれてきた技で麦本来の香りと味を最大限に引き出した焼酎の原酒を環境と共生する里山で育まれた木楢(コナラ)のゆりかごで熟成させました。伝統・環境・和の素材による和みある味わいをお楽しみ下さい。」
![もりの - 4](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/d/3/d393a9b4.jpg)
アルミのキャップを開栓するとあの兼八の香ばしい薫りが漂ってきて否が応でも期待が高まってしまう。
![もりの - 8](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/a/3/a38a0404.jpg)
キンキンに冷えたボトルからストレートでグラスに注ぐと兼八原酒ほどのドロッとした粘度感はなくやや拍子抜けしてしまった。
![もりの - 9](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/b/6/b6f97c48.jpg)
そしてグイッと一口飲むと兼八原酒ほど脳天をぶん殴られた感じはなく相当にマイルドになっていて驚いた。
42度と34度ってこうも違うのかと認識させられるがそれ以上に樽熟成によって焼酎の角が取れてアルコールにより刺激は皆無になるがそれと同時に兼八の持つ鼻腔をつんざくような鮮烈な香りもややスポイルされてしまっている。
![もりの - 10](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/3/c/3ca3e934.jpg)
もちろんレギュラーの兼八よりは刺激はあるのだが兼八原酒と比較すると相当に大人しく、ガツンと一発ぶちかまされたような刺激を求めると肩透かしを食う。
だけどこれは女性や兼八で麦焼酎の奥深さを知ったような初心者にとってはそうとう好意的に受け入れられるんじゃないかのぅ〜。
個人的にはやっぱりこの手は兼八原酒に限る!っという結論に達してしまったから良い経験になった兼八 森のささやきだった。