らをた広島

食べ歩きブログ

赤 蔵の師魂(小正醸造)

くらの - 3
■原材料:紫芋(パープルスイートロード)
■原料米:鹿児島県産米
■麹菌:米麹(白麹)
■蒸留方法:常圧蒸留
■アルコール度:25
くらのし - 1
4号瓶を1566円で購入した。
どっちかというと高いほうだ。
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様々な焼酎やリキュールを作っている小正酒造の中のおそらくはかめ壺貯蔵・高級本格焼酎ブランドである「蔵の師魂」シリーズであるがその中の紫芋バージョンと考えて良いだろう。
金峰町の生産農家・東馬場伸、古田雅則、栫純平が赤子を見守るように育てた希少品種の紫芋、パープルスイートロードを原料に、1次仕込みには鹿児島県産の米で作った白麹を用いて醸し、2次仕込みには丁寧に選別した紫芋を低圧でじっくりと蒸し、一晩かけてじっくりと冷やすことで紫芋の香りと味わいを閉じ込め醸しました。さらに、柔らかい蒸気で優しく蒸留することで、これまでにないフルーティーでふくよかな味わいをお楽しみいただけます。」
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この説明の中で最大の特徴である「パープルスイートロード」だが
「従来の紫色のさつまいもは甘みが少なく、菓子やスイーツの着色用としてのみ使われていました。
パープルスイートロードは同じく紫色のさつまいもでありながら、上品な甘さがあり焼き芋や蒸し芋などでもおいしくいただけます。」
のように品種改良された新しいさつまいものようだ。
くらの - 5
これを使用して白麹で醸したのがこの赤 蔵の師魂というわけだ。
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開栓した瞬間からとても甘い香りが漂ってきて芋の素性の確かさを感じさせてくれる。
いつものように常温ストレートで呑んでみたがまろやかで飲みやすいのだがかといって個性がないわけじゃなく独特なコクがあってこういうのをトロッとしてる、っていうんだろうなと実感する。
香ばしさって言うのは殆どないのだがかと言ってアッサリしている訳じゃないいわゆる今風の芋臭さとは程遠い仕上がりはやはり赤霧島や茜霧島と同じベクトルを持ってると思う。
どことなく都会で受けそうな赤 蔵の師魂だった。