
またしてもやってきたよ!美の庵。
暑い夏になると熱いラーメンより冷たいうどんが食べたくなってしまうのよ。


これといってメニューをキメてやって来たわけじゃないがテーブルの上にこれが置いてあったらやっぱりオススメなのであろうこのかしわ天ぶっかけうどんの冷たいのを注文した。
ちなみに自分の他に後から3人お客が入ってきたがそのうち2人はこのかしわ天ぶっかけ冷にしていたからやっぱり人気あるようだ。


うどんを茹でるのに15分くらいかかると云われたが、うまいうどんが食えるならそんなんナンボでも待ちまっせ!とばかりにキタヨ!美の庵のかしわ天ぶっかけ冷750円。

これがまた薬味とダシをぶっかける前のかしわ天ぶっかけだが基本的にはおろしうどんのようだ。

そして薬味とダシを全部一気にぶっかけたったで。


厨房から天ぷらを揚げる音がしていたからおそらくは揚げたてのかしわ天。
ダシがしみて少ししっとりとしているけどサクサクコロモに中はふんわり柔らかく国産鶏は違うね〜。

しっかりとコシがあるんだけど決してそれだけじゃなく歯でちゃんと噛み切らないと切れてくれない程の弾性を持つ驚異的な讃岐うどん。


おろしが絡んでさっぱりしているのだが何と言ってもこのヌメッとするほど滑らかな舌触りがあるのにその実もっちりとしたいやらしいほどの歯ごたえはもはや快楽ですらある。


鶏の天ぷらとオレンジが印象的なタマゴの親子タッグは最後までこのうどんを食べ飽きさせることがない。

気が付くとすっかりカラになってしまっていたがまだまだもうひとつ、同じものが食べられてしまいそうだ。
すっかり美の庵に魅せられてしまったがここの魅力は独特のうどんもだが、秀逸なイリコダシが実に爽やかで地味ながらしっかりと良い仕事をしているように感じたのだった。